株式レポート
8月10日 16時58分
マネックス証券

TOPIXやJPX日経400が9日続伸で年初来高値を更新 - 市況概況

  1. 概況

    本日の日本株式市場は日経平均が84円高の2万808円と4日続伸し、7月21日以来約3週間ぶりに終値で2万800円台を回復しました。TOPIXやJPX日経400も上昇し9日続伸、それぞれ年初来高値を更新しました。日経平均は年初来高値である2万868円まで60円ほどに迫っています。先週末の米国市場でダウ平均が下落し、ドル円が124円台前半まで円高に振れたことを受け、日経平均は106円安の2万618円で寄り付きました。本日の日経平均は寄り付きがほぼ本日の安値となり、その後は1日を通して上昇しました。日経平均は前場から徐々に下げ幅を縮め、前場引けは12円安と横ばい圏内となりました。日経平均は後場から一段高となりプラスに転じると、その後も徐々に上げ幅を広げて本日の高値圏で取引を終えました。業種別には繊維製品やその他製品など25業種が上昇した一方、鉱業など8業種が下落しました。

  2. 個別銘柄動向等

    東証1部の売買代金首位に入った東京電力(9501)は6.2%の大幅安となりました。先週末に発表されたJPX日経400の銘柄入替での採用が有力視されていたにもかかわらず見送られたことによる失望売りとの解説もあるようです。売買代金2位に入ったソフトバンク(9984)は2.8%高と堅調でした。出資するスプリント(S)とソフトバンク自身の決算発表後に堅調な値動きが続いています。株価が冴えず出遅れ感が強かっただけに、見直し買いが進んでいるようです。また、先週末の大引け後に決算発表を行ったKDDI(9433)も4.4%高と大きく上昇しました。4-6月期が増収増益で、営業利益や純利益が過去最高となったことが評価されました。一方、マブチモーター(6592)は10.9%の大幅安となりました。先週末の引け後に通期の業績予想を上方修正しましたが、修正幅が物足りないとの見方につながったようです。

【VIEW POINT: 明日への視点】
TOPIXやJPX日経400は9連騰で年初来高値を更新、日経平均もあと60円ほどと足下まで7日続落のダウ平均とは対照的に日本株の強さが際立っています。先週末で3月決算企業の決算発表がほぼ一巡しましたが、週末の日経新聞の報道によれば上場企業の経常利益は前年同期比24%増と好業績のもようです。日本株の強さの背景はなんといってもこの好業績でしょう。足下の円安と原油安が続けば、日本企業の業績にとってプラスに働く可能性が高く、さらなる株価上昇を期待したいところです。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

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(マネックス証券)


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