株式レポート
8月25日 17時12分
バックナンバー 著者・コラム紹介
マネックス証券

リスクオフの流れ止まらず 日経平均は連日の大幅続落 - 市況概況

  1. 概況

    本日の日本株式市場は日経平均が733円安の1万7806円と大幅続落となりました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は軒並み続落しています。昨日も世界同時株安の流れが止まらずダウ平均が600ドル近い大幅続落となり、ドル円が118円台まで大きく円高が進んだことを受け、日経平均は369円安の1万8171円で寄り付きました。リスクオフの流れは止まらず、日経平均はその後も下げ幅を広げて9時20分頃には本日の安値となる793円安をつけました。ただ、日経平均は8月17日の終値2万620円から3,000円近く下落したとあって値ごろ感が出たのか日経平均はその後徐々に下げ幅を縮めました。上海総合指数は本日も大幅下落となりましたが、日経平均はその後も下げ幅を縮め続け、11時前にはプラスに転じました。前場を204円高で引けた日経平均は後場に入ってもしばらくはプラス圏での推移が続きましたが、13時半頃に再びマイナスに転じるとその後は下げ幅を広げる一方となりました。結局日経平均は本日の安値圏で引け、2月17日以来約6ヶ月ぶりに1万8000円を割り込んでの大引けとなりました。東証1部の値上がり銘柄数は116のみと、値上がり銘柄数が8のみだった昨日ほどではないものの全面安の商状となりました。東証1部の売買代金は4兆9240億円と昨年の11月4日以来の大きさでした。

  2. 個別銘柄動向等

    売買代金上位の銘柄は本日も軟調推移となりました。東証1部の売買代金トップの三菱UFJFG(8306)は一時は7%近く上昇しましたが、終値では0.3%安となりました。その他トヨタ(7203)が3.8%安で連日の年初来安値更新、ファーストリテイリング(9983)は6%近く下落して日経平均を114円引き下げました。一方、村田製作所(6981)やアルプス電気(6770)は上昇しました。米アップル(AAPL)のCEOが中国事業の成長は順調であると述べたと伝わったことで、いわゆるアップル関連銘柄に買いが入ったようです。

【VIEW POINT: 明日への視点】
日経平均の1日の値幅は1,087円とジェットコースターのような1日となりました。それも800円安近くまで下落してその後300円高近くまで上昇し、再び700円超の下落になるという、数年に1回あるかないかの値動きの激しい1日となりました。こうした局面こそ、リスク量のコントロールが必要です。キャッシュポジションを高める、内需ディフェンシブ銘柄を探すなどしてこのマーケットを乗り切っていただきたいと思います。

【中国株式市場】 上海総合指数 8か月ぶりに3,000ポイント割れ

  1. 概況

    本日の上海総合指数は244ポイント安(7.6%)の2,965ポイントと8か月ぶりに節目の3,000ポイントを割り込みました(年初来では8%下落の水準)。中国の創業板指数(日本のマザーズ市場に相当)も161ポイント安(7.5%)の1,990ポイントと節目の2,000ポイントを割り込みました。一方、香港ハンセン指数は日本時間16時時点で2万1,138ポイントと大幅続落して取引されています。

    中国市場では、週末に中国人民銀行(中央銀行)による金融緩和が発表されなかった失望が残る中、上海総合指数は昨日に続き3,000ポイント近辺まで大幅に下落して始まりました。ただ、中国人民銀行が1,500億元の定例オペを通じた資金供給などにより過去半年で最大となる300億元の純資金供給を行ったことが好感されたほか、心理的な節目である3,000ポイントが下支えとして意識されたこともあり、寄り付き後値ごろ感で買い戻される展開となりました。しかし、午後に入って、買いが続かず反落し、結局3,000ポイントを割り込んで取引を終えました。

    香港市場では、昨日の欧米株の急落を受けて、ハンセン指数は小幅安でのスタートとなりました。また、7営業日続落で11.5%下落していたこともあり、中国人民銀行の資金供給拡大をきっかけに、自律反発を狙う買いが入り、暫くしてプラスに転じると堅調推移となりました。ただ、後場には本土市場の反落が重石となり、再びマイナスに転じました。日本時間16時時点で、公益事業株、商工業株指数、金融事業株、不動産株指数等が軒並み大幅に下落しています。

  2. 個別銘柄動向等(香港マーケット、日本時間16時時点まで)

    香港市場では、原油価格が続落したことから、中国海洋石油(CNOOC、石油・ガス等、0883)、中国石油化工(シノペック、石油・ガス等、0386)や昆侖能源(クンルン・エナジー、石油・ガス等、0135)が揃って大幅に値下がりしています。また、中国旺旺控股(ワンワン・ホールディング、食品、0151)は第1四半期の業績が市場予想に届かなかったことから、5%超下落しています。

    一方、7営業日連続で下げていた友邦保険控股(AIAグループ、保険、1299)は大幅に反発しています。また、騰訊(テンセント・ホールディングス、インターネットソフト、0700)も3%近く上昇しています。

【VIEW POINT: 明日への視点】
投資家のリスクオフのムードが強まる中、明確な買い材料が出ない限り、明日も本土市場、香港市場ともに下値を模索する展開が続きそうです。なお香港市場では、中国石油化工(シノペック、石油・ガス等、0386、予想EPS:0.148元)や中国人寿保険(チャイナライフインシュアランス、保険、2628、予想EPS:0.38元)、中国工商銀行(商業銀行、1398、予想EPS:0.205元)などの決算発表が明日予定されており、注目されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)


マネックス証券
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
【関連記事】
◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~
◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
マネックス証券の口座開設はこちら!

 

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!

 

Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証  アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

12月号10月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【株で資産倍増計画![2018年版]】
1億円に早く近づく厳選56銘柄を公開
億超え投資家資産倍増の極意
・今後1年の日経平均の高値&安値を大予測
プロが提言! 2018年に日本株を買うべき理由! 
・変化の追い風を先読み! 新デフレ&新興国株
・好業績&割安! 上方修正期待株&成長割安株
・第4次産業革命! 独自技術を持つ部品株
新iPhone上がる株 25
利回りが大幅アップ!「長期優遇あり」の優待株
・今買うべき新興国株投資信託ベスト25
ネット証券のサービスを徹底比較! 
・怖いのは死亡・入院だけじゃない!
「働けない」を 助ける保険! 
iDeCo個人型確定拠出年金老後貧乏脱出!

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! 新築マンションランキング