株式レポート
8月28日 8時1分
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マネックス証券

米国市場は米GDPの大幅な上方修正で大幅高 日本市場は円安もあり大幅続伸か - 市況概況

NYダウ: 16654.77  △369.26 (8/27)
NASDAQ: 4812.71  △115.17 (8/27)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は大幅続伸となりました。4-6月期の米GDPが速報値の年率換算2.3%増から3.7増へと大幅に上方修正されたことや、米原油価格先物が10%高と急伸したことが好感されました。取引開始直後から大きく上昇したダウ平均は昼過ぎに380ドル高余りまで買われました。その後、利益確定の売りが出て急速に上げ幅を縮め40ドル高程度まで弱含む場面もありましたが、引けにかけて再び上げ幅を広げ持ち直すと結局369ドル高の16,654ドルで取引を終えました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も115ポイント高の4,812ポイントとなっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は10業種全てが上げました。なかでもエネルギーが5%近く上昇したほか、素材が3%を超える上げとなっています。

  3. 個別銘柄動向

    ダウ平均構成銘柄は前日に続いて30銘柄全てが上げました。なかでも原油価格の急伸を受けてシェブロン(CVX)が6%を超える上昇となり、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなりました。また、ゼネラル・エレクトリック(GE)が4%以上上昇したほか、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)、ナイキ(NKE)、エクソンモービル(XOM)も3%を上回る上昇となっています。さらにダウ平均構成銘柄以外では四半期決算が黒字転換となったディスカウントチェーンのバーリントン・ストアーズ(BURL)が急伸し、製薬のアボット・ラボラトリーズ(ABT)を買収する方向で準備を進めていると報じられた医療機器のセント・ジュード・メディカル(STJ)が大幅高となっています。一方で4-7月期決算で純利益が大幅減益となった宝飾品大手ティファニー(TIF)が売られました。

【VIEW POINT: 今日の視点】

米国市場が大幅高となったことや、ドル円も円安に振れていることから本日の日本市場は大きく上昇してのスタートが予想されます。こうしたなかCMEの日経平均先物の終値は19,015円となっていますが、日経平均もしっかりと上値を伸ばして19,000円を上回る水準にある200日移動平均を試すような展開となるかがポイントとなりそうです。また、本日は寄り付き前に7月の消費者物価指数(CPI)が発表されますが、生鮮食品を除くコア指数がマイナスに転じる見通しで、追加の金融緩和への期待が高まるかも注目されます。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】9月利上げへ、くり上げ?
<ポイント>

◆昨日は、米2QGDPが予想以上の大幅上方改定となったことから、対円や対欧州通貨でドルが上昇した一方、原油価格が10%上昇するなどコモディティ価格が大幅反発したことから、カナダドルや豪ドルなどのコモディティ通貨は対米ドルで上昇した。

◆ドル/円は、欧州時間にかけて概ね120円台前半で推移していたが、米2QGDPの大幅上方改定を受けて、米利回りの上昇と共に一時121.40円へ上昇した。

◆本日は、本邦CPI、スイス2QGDP、ブラジル2QGDP、ドイツCPI、米コアPCEデフレータ、米ミシガン大消費者信頼感改定値などが予定されている。ドルは米2QGDP改定値を受けて上昇しており、株価の回復が続くと続伸もありそうだ。但し、Fed高官発言では比較的正副議長らコアメンバーに近いMesterクリーブランド連銀総裁発言が予定されており、他のメンバーと同様に9月利上げ慎重姿勢が示された場合のドル反落リスクに注意が必要だ。なお、ジャクソンホールシンポジウムでの中銀高官発言としては29日土曜のFischer・FRB副議長による米国のインフレに関する講演内容で低インフレの解釈と対応が注目される。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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