株式レポート
9月3日 8時11分
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マネックス証券

米国市場は中国株の下げ渋りを受けて大幅反発 日本市場も米国株高で反発か - 市況概況

NYダウ: 16351.38  △293.03 (9/2)
NASDAQ: 4749.98  △113.87 (9/2)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は中国株の下落が小幅に止まり下げ渋ったことや、欧州株が上昇したことを好感して大幅反発となりました。取引開始直後から大きく上昇したダウ平均は220ドル高余りまで買われると一旦伸び悩み弱含む場面もありましたが、原油価格が切り返し上昇に転じたのに歩調をあわせる格好でダウ平均も昼過ぎから再び上げ幅を広げると引けにかけて一段高となりました。結局ダウ平均は293ドル高の16,351ドルとほぼ高値引けで4日ぶりに反発して取引を終えました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は113ポイント高の4,749ポイントと3日ぶりの反発となっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は10業種全てが上げました。なかでも情報技術、資本財・サービス、一般消費財サービスの3業種が2%を超える上昇となったほか、ヘルスケアも2%近い上げとなりました。

  3. 個別銘柄動向

    ダウ平均構成銘柄はシェブロン(CVX)を除く29銘柄が上げました。なかでも来週に新製品の発表会を控えたアップル(AAPL)が4%を超える上昇となり、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなったほか、マイクロソフト(MSFT)とホームデポ(HD)も3%以上の上昇となっています。また、マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ10」に最適とされる新型のプロセッサーを発表したことで業績拡大への期待が高まったインテル(INTC)も3%近く上げています。ダウ平均構成銘柄以外では自社株買いが好感された税務申告代行サービスのH&Rブロック(HRB)が大幅高となり、複数ブランドのライセンス生産を手掛けるG-3アパレル(GIII)は業績見通しを引き上げたことで堅調となりました。一方で小型カメラのゴープロ(GPRO)はゴープロに半導体を供給するアンバレラ(AMBA)が慎重な業績見通しを示したことで業績への不安が出て大幅安となりました。

【VIEW POINT: 今日の視点】

本日の日本市場は米国株高を受けて上昇してのスタートが予想されます。中国の上海市場が抗日戦勝記念式典で休場となることから、中国市場の動向に振り回される心配がないなかで一日を通してしっかりとした上昇となるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】ECBが再び焦点に
<ポイント>

◆昨日は、中国株価は軟調が続き、米ADP民間雇用統計も市場予想を下回ったものの、ドルが対円、対ユーロで自律反発した。この間、NY時間入り後に原油価格や米株価が反発したことも下支えとなったとみられる。

◆他方、豪ドルは、豪2QGDPの予想比下振れなどから軟調となり一時0.6982ドルと年初来安値を更新したが、NY時間にはコモディティ価格の持ち直しもあって0.70ドル台を回復した。

◆本日は、豪7月貿易収支および小売売上高、トルコ8月CPI、英8月サービス業PMI、ECB政策理事会、米新規失業保険申請件数、米貿易収支、米ISM非製造業景況指数などが発表予定となっているが、中ではECB政策理事会と米ISM非製造業景況指数(特に雇用指数)が焦点となる。

◆ユーロ圏では低インフレ継続とユーロ高止まりの中で、追加緩和期待が燻っており、声明文および記者会見で今後の追加緩和の可能性が示唆されるようだと、ユーロが1.11ドル方向へ下落するリスクがある。

◆ドル/円は、中国市場が休場で中国景気減速懸念が一旦後退する可能性があり、自律反発が続く中で121円乗せもありそうだ。但し、世界金融市場の不安定が続く中で9月FOMCでの米利上げ期待は後退しており、特にISM非製造業景況指数のうち金曜発表の雇用統計を見る上で注目される雇用指数は前月の急上昇から反落リスクもあり、ドルの上昇余地は限定的となりそうだ。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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