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9月9日 8時20分
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米国市場は中国や欧州の株高を受けて大幅反発 日本市場は戻りを試す展開か - 市況概況

NYダウ: 16492.68  △390.30 (9/8)
NASDAQ: 4811.93  △128.01 (9/8)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    休場明けの米国市場は、中国で上海総合指数が5日ぶりに反発したことや、ドイツの7月の輸出と輸入がいずれも過去最高となったことに加え、ユーロ圏の4-6月期GDP改定値が市場予想を上回ったことなどを好感した欧州株高などを受けて大幅反発となりました。また、8月の中国の貿易統計で輸出入がともに減少したことで、中国当局が景気を支えるために新たな経済対策や追加の金融緩和に踏み切るのではとの思惑も支援材料となりました。取引開始直後から大きく上昇したダウ平均は340ドル高近くまで買われると一旦伸び悩みましたが、午後に再び上げ幅を広げると引けにかけて一段高となり400ドル高余りまで買われました。結局ダウ平均は390ドル高の16,492ドルと高値圏で取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も128ポイント高の4,811ポイントと3日ぶりの反発となっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は10業種全てが上昇しました。上昇率が1%台に止まったエネルギーを除く9業種が2%を超える上げとなり、ヘルスケアと情報技術は3%近い上昇となっています。

  3. 個別銘柄動向

    ダウ平均構成銘柄は30銘柄全てが上げました。なかでも欧州の規制当局が仏重電のアルストムのエネルギー部門の買収を承認したと報じられたゼネラル・エレクトリック(GE)が4%高となり、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなったほか、ウォルマート・ストアーズ(WMT)も4%近く上げました。ダウ平均構成銘柄以外では年内に格安のタブレット端末を発売すると伝わったアマゾン・ドット・コム(AMZN)が大幅高となり、米資産運用大手のブラックストーン・グループ(BX)による買収で合意したと発表した米不動産投資信託(REIT)のストラテジック・ホテルズ・アンド・リゾーツ(BEE)も大きく上昇しました。一方で経営幹部の退任が伝わったツイッター(TWTR)が大幅安となり、出版・放送のメレディス(MDP)を総額24億ドルで買収することで合意したと発表した米放送大手のメディア・ゼネラル(MEG)が財務負担を懸念する売りで大きく下げています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
米国株高に加え、ドル円も119円後半と円安に振れていることから本日の日本市場は大きく上昇してのスタートが予想されます。日経平均は昨日の下げを一気に取り戻し、さらに上値を伸ばして戻りを試すことになりそうですが、そうしたなかで節目の18,000円を回復できるかが注目されます。SQ週の水曜日は相場が荒れやすいともいわれますが、本日も上海市場の動向に左右される展開が続くのかもポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】ルーニーとキウィはどこまでハトか?
<ポイント>

◆昨日は、中国株価が大きく上昇したこと、中国輸入統計は大幅に落ち込んだが逆に当局の政策期待に繋がったこと、などから原油価格や欧米株価が大きく持ち直したため、豪ドル、NZドルや南アランドといったこれまで大きく売られてきた通貨の買戻しが大きかった。

◆こうした中、ドル/円相場も中国株価が引け(16:00)にかけて大きく上昇したことから、ちょうど欧州勢の参入するタイミングだったこともあり大きく上昇に向かい、119円丁度近辺から一気に120.23円へ上昇し高値をつけた。ただしその後欧米時間中は欧米株高や米中長期債利回りの上昇にも拘らず伸び悩み、119円台後半へ小反落して引けている。

◆本日は、豪住宅ローン統計(10:30)、Lowe・RBA副総裁発言(11:00)、英鉱工業生産(17:30)、Debelle・RBA総裁補(金融市場担当)発言(18:00)、カナダ中銀金融政策決定(23:00)、Praet・ECB理事発言(0:30)、そして翌朝にRBNZ金融政策決定(6:00)が予定されている。

◆中国をはじめとする世界株価の反発が続くようだと豪ドルやドル/円の下支えとなるが、カナダ中銀が予想外に利下げする可能性が僅かながらあるほか、RBNZが市場予想の25bps利下げに加えて今後の追加緩和継続を示唆する場合は、カナダドル、NZドルの下落につれて豪ドルも再び下落に向かう可能性がある。

◆ドル/円は日米材料が少ない中で、中国株価の続伸は下支え要因だが、来週のFOMCを控えて積極的にポジションを傾けにくいとみられ、120円丁度を挟んだ方向感のない展開が続きそうだ。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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