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「SEALDsは利己的」と言った武藤貴也議員の身勝手(下)

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第128回】 2015年9月12日
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>>(上)より続く

 学生批判 → あわや横領あわや詐欺、と続いた最後のオチは、これだ。

 〈イケメンのエロい“ウケ”がいたらサポするよ〉
 〈自分も見た目は悪くないスーツリーマン〉

 ゲイ向けの出会い系掲示板サイト『CALL‐BOY@関東』に投稿した武藤議員の勧誘文句だ。三段オチには、武藤議員の性癖が語られたのである。ちなみに、ウケというのは男女間のセックスで言う女性のことで、サポはサポート(セックスの対価にお金を払う)という意味なのだそうだ。ネコやタチとはちょっと違うようだ。

 「彼は『しょう』という名前を使っていたと思います。写メを送ってと言われて送り、会う約束をしました」

 こう証言するのはXくんである。一九歳の彼が初めて武藤議員と会ったのは昨年十一月十四日のことだ。夜九時ごろ、新宿伊勢丹の角で待ちあわせた。

 「そこから歩いてすぐのラブホテルに直行しました。(要求されたのは)生でした。額が額なので受け入れましたけど。一時間くらいで二万円。生で中出しまでされたんで。一回許しちゃうとダメなんですよね。コンドームを使ったことは一回もないし。

 終わった後は靖国通りの『びっくりドンキー』でゴハンを食べました。『オレって有名人ていえば有名人なんだよね(笑)』というから、後で聞いた名前で検索したら国会議員で武藤貴也と出てきて。しばらくして『議員なんでしょ?』って聞いたら、本人はあっさり認めました(中略)

 お金はいつも終わった後に手渡し。基本的に二万円で、一万円のときもありました。それとは別にお小遣いをくれることもありましたね。『ゴハンを食べるお金がない』と泣きつくと、三万円振り込んでくれました。

 一度、そういう(議員の)立場で、なんで身体を買うようなことをしてるの? って聞いたら、『これしか出会いがない』って言ってました。相手の募集を頻繁にしては写メを送らせていたみたいで、サイトのブラックリスト『毎日複数地域投稿で写メ収集』と書かれていましたね」

 武藤議員の好みは、若くてすらっとした身長の高いイケメンなのだそうだ。そのお眼鏡にかなったのがXくんなのだが、今年元日、武藤議員はツイッターにこんな投稿をした。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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