株式レポート
9月14日 17時15分
バックナンバー
著者・コラム紹介

株式レポート

日々の最新市況ニュース、個別銘柄のトピックスや値上がり・値下がりランキング、テクニカル分析等のニュースを配信します。また重要経済指標の事前予想や結果の分析、ストラテジスト、アナリストの相場分析も読めます。(記事提供:フィスコマネックス証券

>> 最新株式ニュース一覧はこちら
>> 株式レポート一覧はこちら

マネックス証券

日経平均、中国株安を受け大幅続落 明日はお昼ごろの金融政策決定会合の結果発表に注目 - 市況概況

  1. 概況

    本日の日本株式市場は日経平均が298円安の1万7965円と3日続落しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて下落しました。先週末の米国株式市場が上昇したことを受け、日経平均は76円高の1万8341円と反発して寄り付きました。本日の日経平均は寄り付きがほぼ高値となりました。日銀の金融政策決定会合やFOMCといった重要イベントを控えて上値は重く、寄り付き後まもなくマイナスに転じた日経平均は、前場は1万8200円を挟んでの値動きが続きました。お昼休みの時間帯に上海総合指数が下げ幅を大きく広げると、日本市場にもリスクオフムードが広がり後場寄りから日経平均は大きく下げ幅を広げました。13時頃に1万8000円の節目を割り込んだ日経平均はその後1万8000円を回復して推移する場面もありましたが、大引けにかけて再び下げ幅を広げ、本日の安値圏で取引を終えました。東証の33業種で上昇したのは電気・ガス業と海運業の2業種のみで、残る31業種は下落しました。情報・通信業は5.3%安、鉱業は4.4%安とそれぞれ大きく下落しました。

  2. 個別銘柄動向等

    東証1部売買代金トップのソフトバンクグループ(9984)は5.5%の大幅安となりました。11日に安倍首相が携帯料金などの引き下げ方策を検討するよう指示したと伝わったことで、政府からの値下げ圧力の高まりによる今後の業績リスクが意識され、その他の通信各社も大幅安となりました。NTT(9432)は売買代金3位の商いで6.5%安、NTTドコモ(9437)は9.8%安、KDDI(9433)は8.6%安とそれぞれ大幅安となりました。週末に発表された中国の経済指標の一部が冴えない内容だったこともあってか、ファナック(6954)が4.2%安、コマツ(6301)は1.6%安とそれぞれ売られました。材料が出たところでは取引時間中に第1四半期の営業利益が100億円強の赤字になった模様と報じられた東芝(6502)は改めて業績の鈍化が意識されて2.1%安となりました。

【VIEW POINT: 明日への視点】

中国株の下落に神経質になる展開が続いています。しばらくマーケットはこの問題から関心を移しそうにありません。明日はお昼ごろに日銀の金融政策決定会合の結果発表が行われます。黒田日銀総裁はエネルギーを除く消費者物価指数(CPI)が順調に上昇していることや、7-9月期のGDPはプラス成長に戻るとの見通しを表明しているため、明日の決定会合では追加金融緩和を発表する可能性は低いとみられています。ただ、昨年10月のサプライズ追加緩和の前にも黒田総裁は強気な見通しを崩していなかったこと、足下で原油安・株安・円高が進行していることなどから、追加緩和の発表を完全に排除することはできません。明日は追加緩和の有無にかかわらず結果発表後には株価や為替が大きく変動する可能性があるため注意が必要です。

【中国株式市場】
上海総合指数が大幅下落

  1. 概況

    本日の上海総合指数は85ポイント安(2.7%)の3,114ポイントと大幅下落となりました(年初来で3.7%安の水準)。中国の創業板指数(日本のマザーズ市場に相当)も154ポイント安(7.5%)の1,906ポイントと節目の2,000ポイントを割り込みました。一方、香港ハンセン指数は日本時間16時時点で8ポイント高の2万1512ポイントと続伸して取引されています。

    中国市場では、中国の国務院(内閣に相当)は週末13日、国有資本の運用効率改善や国有企業経営の透明性向上を指示する「国有企業改革の深化に関する指導意見」を公表したことが好感され、上海総合指数は上昇してスタートしました。ただ、13日発表の中国主要経済指標で、小売売上高は市場予想を上回ったものの、鉱工業生産、固定資産投資がともに予想を下振れたことから、中国経済の減速懸念払拭には至らず、引き続き投資家心理を弱気に傾けさせたため、暫くしてマイナスに転じると下げ幅を拡大する展開となりました。後場には一時150ポイント安まで下げる場面もありましたが、引けにかけて、下げ幅をやや縮め、3,100ポイントを回復して取引を終えました。

    香港市場では、先週末の米国市場の上昇を受けて、ハンセン指数は上昇して寄り付きました。ただ、中国主要経済指標の悪化や本土市場の反落が重石となり、16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて米金融当局が利上げに踏み切るかどうかを見極めたいとする手控えムードも強まり、一時マイナス圏に沈む場面もありました。その後、先週末の終値を挟んで揉み合う展開となりました。日本時間16時時点で、不動産株指数と金融事業株が上昇した一方、公益事業株と商工業株指数が小幅に下落しています。

  2. 個別銘柄動向等

    香港市場では、騰訊(テンセント・ホールディングス、インターネットソフト、0700)は映画会社「企鵝影業」の設立を発表したことが好感され、堅調推移となっています。保険の中国人寿保険(チャイナライフインシュアランス、保険、2628)と友邦保険控股(AIAグループ、保険、1299)も1%超値上がりしています。

    半面、6-8月期決算で販売が減少した百麗国際控股(ベル・インターナショナル・ホールディングス、繊維・アパレル、1880)は失望売りが膨らみ、4%超下落しています。また、カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ、ホテル・レストラン、1928)と銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテインメント、ホテル・レストラン、0027)も売られています。

【VIEW POINT: 明日への視点】

13日発表の中国の主要経済指標の悪化を受けた経済減速懸念が燻っており、リスクオフムードが強まる中、明確な買い材料が出ない限り、明日は本土市場、香港市場共に軟調が続きそうです。こうしたなか、上海総合指数は先週のように、心理的な節目である3,000ポイントがサポートとなるかどうかが注目されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)


マネックス証券
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
【関連記事】
◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~
◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
マネックス証券の口座開設はこちら!

 

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!

 

Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

10月号8月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【最強「株」ランキング&ふるさと納税・秋冬版】
速報! 上方修正必至好スタート株13
・3年で2倍を狙う「儲かる株」ランキング!
成長+割安+配当の「3拍子揃った最強株25」
[17-18年秋冬版]ふるさと納税 大カタログ
・禁断の ふるさと納税「還元率」ランキング
株で1億円作る とっておきのマル秘ワザ
美人主婦のコツコツ「デイトレ」術!
・毎月分配型投信「本当の利回り」激辛診断!
・アナタの危険度は?「老後貧乏」から脱出!
利回り6%超も! 直近3カ月の「新設優待株」
・まだ買える? 高値更新中の米国株をチェック
・勝谷誠彦の「兵庫県知事選挙・散財記」

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!