株式レポート
9月17日 8時0分
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マネックス証券

米国市場は原油価格の急伸を受けて上昇 日本市場は米国株高で続伸か - 市況概況

NYダウ: 16739.95  △140.10 (9/16)
NASDAQ: 4889.24  △28.72 (9/16)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は週間石油統計で原油在庫が市場予想に反して減少したことで原油価格が大きく上昇したことから続伸となりました。朝方は上値の重さも目立ったダウ平均ですが、原油価格の上昇にあわせる格好で上げ幅を広げると昼過ぎには120ドル高余りまで買われました。その後、一旦伸び悩みましたが取引終盤にかけて一段高になると引け間際には150ドル高余りまで上昇し、結局140ドル高の16,739ドルで取引を終えました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も28ポイント高の4,889ポイントとなっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は全10業種のうち電気通信サービスを除く9業種が上昇しました。なかでもエネルギーが2%を超えて上げたほか、素材、一般消費財・サービス、生活必需品、公益事業も1%以上の上昇となっています。

  3. 個別銘柄動向

    ダウ平均構成銘柄はベライゾン(VZ)を除く29銘柄が上げました。原油価格の急伸を受けてシェブロン(CVX)とエクソンモービル(XOM)が2%前後の上昇となったほか、ゼネラル・エレクトリック(GE)も2%を超える上げとなりました。また、目標株価の引き上げを受けてナイキ(NKE)が堅調となっています。ダウ平均構成銘柄以外ではオムロン(6645)が約2億100万ドルで買収すると発表した米産業用ロボットのアデプトテクノロジー(ADEP)が買収価格にさや寄せする格好で急騰し、最大3万人の人員削減計画を発表し上昇したヒューレット・パッカード(HPQ)や、投資判断の引き上げがあったビジネス向けSNSのリンクトイン(LNKD)が買われました。一方で四半期決算で1株利益が市場予想を下回り、通期の業績見通しを引き下げた物流大手のフェデックス(FDX)が売られました。

【VIEW POINT: 今日の視点】

米国株高を受けて本日の日本市場は上昇してのスタートが予想されます。明日の未明に米FOMCの結果発表といった重要イベントを控えるなか、どこまで上値を伸ばせるかがポイントとなりそうで、日経平均が節目の18,500円を試すような展開となるかが注目されます。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】先送り症候群その2(米国)?
<ポイント>

◆昨日は、米コアCPIの予想比下振れや原油などコモディティ価格の上昇を背景に、ドルが対主要通貨で全般的に下落した。唯一の例外がドル/円で、米利回りの続伸や格付機関S&Pによる本邦ソブリン格付けの引下げの影響もあってか、120円台の半ばで強含み推移となった。

◆主要通貨の中で最も上昇したのがポンドで、英7月週平均賃金が前年比+2.9%と前月および市場予想を大きく上回ったほか、Carney総裁はじめ複数のBoE高官のタカ派発言もあったことから、早期利上げ期待が再燃した。

◆本日は、本邦8月通関貿易収支(8:50)、黒田日銀総裁発言(15:35)、スイス中銀金融政策決定(16:30)、英8月小売売上高(17:30)、米8月住宅着工および建設許可件数(21:30)、米新規失業保険申請件数(21:30)、米9月フィラデルフィア連銀製造業サーベイ(23:00)そして米FOMC金融政策決定(3:00)およびYellen議長記者会見(3:30)が予定されているが、中ではやはりFOMC結果が重要となる(FOMC結果と為替相場については投資戦略テーマ「FOMC:リフトオフ対リスクオフ」を参照)。

◆今回FOMCでの利上げの有無について市場では見方が割れているとみられることから、イニシャルリアクションとしては利上げをすればドル買い、見送ればドル売りという素直な反応となるはずだ。もっとも、米2年債利回りやドル/円はFOMCを前に既に上昇したこと、また利上げをしても次回以降の利上げペースは非常にゆっくりとしたものとなる可能性が高いためドル上昇は限定的となりそうだ。他方、今回見送りの場合でも、利上げは次回10月あるいは12月に先送りされるだけでなくなる訳ではないため、ドル安も限定的となりそうだ。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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