株式レポート
9月17日 17時21分
マネックス証券

日経平均米国株高と円安進行を受け3日続伸 今夜は午前3時のFOMC結果発表に最大限の注目を - 市況概況

  1. 概況

    本日の日本株式市場は日経平均が260円高の1万8432円と上昇し3日続伸となりました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて上昇しました。昨日の米国市場は、原油価格の上昇を好感する格好でダウ平均が140ドル高となり、ドル円は120円台後半まで円安が進みました。米国株高と円安進行を好感し、日経平均は190円高の1万8361円で寄り付きました。寄り付き後の日経平均は上げ幅を広げ、1万8400円台での推移となりました。ただ、上海総合指数が取引開始後に1.5%安あまりまで売られると、日経平均も前引け間際には一時1万8300円を割り込むなど上げ幅を縮めて、結局152円高の1万8323円と本日の安値水準での前引けとなりました。お昼休みの時間帯に上海総合指数が持ち直して明確にプラスに転じると、日経平均は後場寄りから上げ幅を広げました。ドル円が120円80銭程度まで円安に振れたこともあって、日経平均は引けにかけても上げ幅を広げ本日の高値圏で取引を終えました。業種別には唯一3%を超える上昇となった証券商品先物など30業種が上昇しました。東証1部の値下がり銘柄数302に対し値上がり銘柄数が1,500と値上がり銘柄が優勢でした。

  2. 個別銘柄動向等

    東証1部の売買代金上位の多くの銘柄が上昇しました。安倍総理の携帯料金引き下げ意向を受けて値下がりが続いていたKDDI(9433)は3.6%高と6日ぶりに反発しました。その他にもソフトバンクグループ(9984)が1.9%高、NTT(9432)とNTTドコモ(9437)がともに4.5%高とそれぞれ大きく上昇しました。ソニー(6758)はオリンパス(7733)との医療事業合弁会社が4K外科手術用内視鏡システムを開発したとの発表を受け、4.2%の大幅高となりました。なお、オリンパスは0.5%の小幅上昇にとどまっています。また、昨日発表された訪日外国人観光客数が好調だったとあって、インバウンド関連銘柄の一角の上昇が目立ちました。ビジネスホテルを展開する共立メンテナンス(9616)は8.6%高、家電販売のラオックス(8202)が3.3%高、松屋(8237)が3.6%高などとなっています。

【VIEW POINT: 明日への視点】

日経平均は米国株高や円安の進行を好感し続伸しました。いよいよ今夜午前3時に連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表が行われます。今回の会議で利上げが決定されるか、先送りされるか市場の見方は分かれているため、どちらの結果になったとしても米国株や外国為替市場は大きく変動する可能性があり、注意が必要です。基本的には利上げが先送りされた場合には米国株高、実施された場合には株安となる可能性が高いとみられますが、どちらの場合でもFOMCが声明文でどのようなメッセージを送るかによってマーケットの反応は複雑なものとなる可能性がありそうです。

【中国株式市場】
上海総合指数が大幅反落

  1. 概況

    本日の上海総合指数は66ポイント安(2.1%)の3,086ポイントと大幅反落となりました(年初来で4.6%安の水準)。他方、中国の創業板指数(日本のマザーズ市場に相当)は7ポイント高(0.4%)の1,933ポイントと小幅に続伸しました。この間、香港ハンセン指数は日本時間16時時点で125ポイント安の2万1841ポイントと反落して取引されています。

    中国市場では、証券当局(中国証券監督委員会、証監会)幹部が規律違反で調査を受けていることが嫌気され、上海総合指数は下落して寄り付き、一時3,100ポイント近辺まで下げる場面もありました。もっとも、その後は徐々に持ち直しプラスに転じました。後場には一時3,200ポイントを回復する場面もあったものの、買いが続かず、引けにかけてマイナス圏へ大幅反落となり、3,100ポイントを割り込んで取引を終えました。

    香港市場では、前日の欧米市場で、米国の8月分コアCPIが市場予想を下回ったことから16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施される可能性が低下したとの見方が広がり、株価が上昇したことを背景に、ハンセン指数は上昇してスタートしました。その後、後場入りにかけては堅調推移となりましたが、日本時間の15時以降は本土市場の急落が重石となり、2万2000ポイントを割り込んで取引されています。日本時間16時時点で、公益事業株と商工業株指数が1%超下落したほか、不動産株指数と金融事業株も小幅に下落しています。

  2. 個別銘柄動向等

    香港市場では、来年9月に米中の合弁会社が米国で鉄道建設(ロサンゼルス・ラスベガス間、計370キロメートル)を開始する見通しとの報道が好感され、中国鉄建(鉄道メーカー、1186)をはじめとする鉄道関連銘柄が賑わっています。また、康師傅控股(ティンイー、食品、0322)は、大手証券会社が低PER(株価収益率)を理由に買い推奨の投資判断を出したことが好感され約4%上昇しています。さらに、昨日の原油価格の上昇を受けて、中国石油天然気(ペトロチャイナ、石油・ガス等、0857)や中国海洋石油(CNOOC、石油・ガス等、0883)などが揃って値上がりしています。半面、電能実業(パワー・アセッツ・ホールディング、電力、0006)や香港中華煤気(ホンコン&チャイナ・ガス、ガス、0003)など公益株の一角が売られています。

【VIEW POINT: 明日への視点】

米FOMCで利上げ見送りとなれば、資金流出懸念がひとまず一服しセンチメントの好転に繋がるとみられ、明日の本土市場、香港市場共に反発してのスタートとなりそうです。また、米中合弁会社の米国での鉄道建設報道の余韻が続けば、明日も鉄道関連銘柄が一段と物色されるかもしれません。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)


マネックス証券
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
【関連記事】
◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~
◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
マネックス証券の口座開設はこちら!

 

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!

 

Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

10月号8月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【最強「株」ランキング&ふるさと納税・秋冬版】
速報! 上方修正必至好スタート株13
・3年で2倍を狙う「儲かる株」ランキング!
成長+割安+配当の「3拍子揃った最強株25」
[17-18年秋冬版]ふるさと納税 大カタログ
・禁断の ふるさと納税「還元率」ランキング
株で1億円作る とっておきのマル秘ワザ
美人主婦のコツコツ「デイトレ」術!
・毎月分配型投信「本当の利回り」激辛診断!
・アナタの危険度は?「老後貧乏」から脱出!
利回り6%超も! 直近3カ月の「新設優待株」
・まだ買える? 高値更新中の米国株をチェック
・勝谷誠彦の「兵庫県知事選挙・散財記」

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!