株式レポート
9月24日 8時9分
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日本が休場中にダウ平均は390ドル余り下落 日本市場は5営業日ぶりに18,000円を割り込む展開か - 市況概況

NYダウ: 16279.89  ▼50.58 (9/23)
NASDAQ: 4752.74  ▼3.98 (9/23)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米連邦準備制度理事会(FRB)が前日に世界景気減速のインフレ率への影響などを理由に利上げを見送ったことで世界経済の先行きを懸念した売りが膨らみ先週末に290ドル安の16,384ドルとなったダウ平均は、週明けに中国や欧州の株高を好感して125ドル高の16,510ドルと3日ぶりに反発したものの、一昨日22日はアジア開発銀行が中国の経済成長率見通しを引き下げたことで中国の景気を警戒する売りが優勢となったことや、ドイツのフォルクスワーゲンの排ガス試験の不正問題を嫌気しての欧州株安を受けて179ドル安の16,330ドルと反落しました。
    そして昨日の米国市場は23日発表の中国製造業PMIの悪化や原油価格の下落を嫌気して小幅続落となりました。ダウ平均は朝方こそプラスとなる場面もみられましたが、原油価格の下落に歩調をあわせる格好で昼前に下げ幅を広げると一時は120ドル安近くまで売られました。その後切り返すと前日終値近くまで戻す場面もみられましたが、上値は重く結局ダウ平均は50ドル安の16,279ドルで取引を終えました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3ポイント安の4,752ポイントとなっています。

  2. 業種別動向

    昨日の米国市場で業種別S&P500株価指数は全10業種のうち情報技術や公益事業など4業種が上げました。一方で6業種が下げ、なかでも素材が2%を超える下落となったほか、エネルギーも1%以上の下げとなっています。

  3. 個別銘柄動向

    昨日の米国市場では中国の製造業PMIの悪化を受けてキャタピラー(CAT)が2%安となりダウ平均構成銘柄で下落率トップとなったほか、原油価格の下落を受けてシェブロン(CVX)やエクソンモービル(XOM)なども売られました。また、大統領選に絡んだ薬価引き下げの思惑からバイオジェン・アイデック(BIIB)などバイオ株の下落が続き、ドイツのフォルクスワーゲンの排ガス試験の不正問題で売られていたゼネラル・モーターズ(GM)など自動車株も引き続き軟調となりました。一方で写真共有アプリのインスタグラムの月間平均利用者が4億人を超えたと発表したフェイスブック(FB)が買われ、中国企業との提携を発表する見通しだと伝わったネットワーク機器のシスコシステムズ(CSCO)が堅調となっています。

【VIEW POINT: 今日の視点】

日本が休場中にダウ平均がトータルで390ドル余りの下落となって戻ってきたことから本日の日本市場は大幅続落でのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均は5営業日ぶりに節目の18,000円を割り込みそうですが、1,300円以上上昇した9日の大きな陽線のなかでの推移(はらみ足)となってきた日経平均が下げ幅を広げ、9日の始値を下回り、9日の大きな陽線を下に放れるような展開となるのかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】れんじつのレンジ
<ポイント>

◆先週金曜は、米中長期債利回りの低下継続にも拘らずドルが対主要通貨で反発し、前日の米FOMC後のドル安がほぼ帳消しとなった。原油の大幅下落もコモディティ通貨安・米ドル高に繋がった。但しドル/円は例外で、欧州時間にかけてドル安が続き一時119.06円の安値を付けた後、反発したものの120円丁度近辺までに留まった。

◆21日は、米利回りの反発の中で、ドルが対主要通貨で小幅続伸した。ドル/円も120円丁度前後から120円台半ばへ強含みとなったが、引き続きFOMC前の121円丁度近辺には届かなかった。

◆22日は一転して、欧米株価や原油価格が下落する中でリスク回避的な動きとなり、米利回りの反落と共にドル/円が下落、ユーロや豪ドルなども下落したことから、円が全面高となった。

◆昨日23日は、アジア時間に中国財新製造業PMIの予想比下振れや原油安を受けて豪ドルが下落したのが特徴的だった。他方、ユーロはドラギECB総裁をはじめECB高官が追加緩和に慎重姿勢を示したことから反発した。この間、ドル/円は120円丁度を挟んだ方向感のないレンジが続いた。

◆本日は、ドイツ9月Ifo景況感指数(17:00)、ECBによるTLTRO資金供給額公表(18:15)、米新規失業保険申請件数(21:30)、米8月耐久財受注(21:30)、米8月新築住宅販売件数(23:00)、イエレンFRB議長発言(翌朝6:00)などが予定されている。

◆ドル/円は米利上げや日銀追加緩和に関する決定的な材料が目先は出ないと見られる中で、120円丁度を中心としたレンジが続きそうだ。他方、豪ドルは中国景気懸念や資源安で下落基調が続き、年初来安値を再度試す展開となりそうだ。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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