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赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる
【第29回】 2015年10月3日
著者・コラム紹介バックナンバー
久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士],久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

距離をおいて
わが子を眺めなきゃ、アカン!
――【誕生から1ヵ月半くらいまで】育児のコツ1

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ベストセラーとなり、名著『幼稚園では遅すぎる』著者でソニー創業者の井深大氏も絶賛した、久保田競+久保田カヨ子著『赤ちゃん教育』(1983年刊、その後絶版)。
あまりに貸出が多く本がボロボロになり、国会図書館からも消えた。
アマゾンマーケットプレイスでは、10,056円のプレミア価格がついた。
そんな“0歳からの伝説の育児バイブル”が、最新の脳科学データをアップデート&190点近いイラストも一新して完全リニューアル!
発売以来話題を呼んでいる本書は、楽天ブックスやアマゾンの「子育て」ジャンルで何度も1位となり、第3刷が決定。海外からも、続々翻訳オファーがきているという。
なぜ、お母さんだけでなく、お父さんにも『赤ちゃん教育』が支持されているのか?
脳科学の世界的権威である久保田競氏と『中居正広の金曜日のスマたちへ<金スマ>』(TBSテレビ系)で“脳科学おばあちゃん”と紹介された久保田カヨ子氏だが、クボタメソッドの原点はすべて『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』にある。
今回からは、「脳科学の権威」と「脳科学おばあちゃん」が書いた記念すべき処女作『赤ちゃん教育』の中から、反射期(誕生から1ヵ月半くらいまで)のすぐに使える「実践のコツ」を紹介する。

初対面、感激のさめないうちに全身検査を

久保田 競
(Kisou Kubota)
1932年生まれ。医学博士、京都大学名誉教授。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。『ランニングと脳』『天才脳をつくる0歳教育』『あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法』など著書多数。

 お産が無事すんで、すっかり疲れがとれたら、さあ、最初の仕事が待っています。わが子をよく見てください。

赤ちゃんの身体の特徴をよく検査するのです。頭のテッペンからつま先まで、冷静に見るのです。他人の赤ちゃんを見るつもりで、観察するのです。

 「かわいい顔つきか」「五体満足か」ということは問題ではありません。

育児の最高責任者としてのあなたが、これから改良していくところがどこか、くわしく見るのです。

 頭はまるく、よい形か、手の指は右も左も同じような長さか、足の指は、目、耳はどうか、鼻すじはゆがんでいないか、鼻の穴も左右が対称になっているかを見るのです。

 目鼻だちの美しさより、左右対称、「バランスの美しさ」に留意して見つめます。

私の長男と次男の場合

久保田カヨ子
(Kayoko Kubota)
1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。長男が一級建築士、次男が東京大学に合格。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた“0歳から働きかける”クボタメソッドを確立。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』など著書多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。

 私の長男は、鼻の穴が左右いびつでした。産後の5日間の入院中、しょっちゅう鼻の穴をのぞいて、ソロリソロリと大きいほうを押さえていました。

 大きなオロ(悪露、分娩時の分泌物)が奥にたまっていました。大きなクシャミとともにそれがとれましたので、大きさの差が少なくなりましたが、いつまでも差は残りました。

 しかし、カゼをひくと、小さいほうの穴がつまりやすかったので、カゼの前ぶれが早くわかり、注意できて助かりました。

 次男は、右耳はふつうでしたが、左の耳たぶが折れてくっついていました。5日間ほど、手で軽くひろげつづけました。

 少しすきまが見られるようになり、その後も授乳のたびに耳たぶをやさしく、やさしく全体の血行をよくするつもりでマッサージをしました。

 20歳になったときには、だれの目にもいびつであることはわかりませんでした。私以外は!

 このように、頭のいびつや指の長さのちがいなど、早いうちにやさしく、やさしく「つきたてのモチ」にさわるように、時間をかけてさわってやれば、特別製の枕やギプスなどを使って矯正しなくてもよくなるものだと思っています。

 斜視、斜頸(けい)、股関節脱臼など、ちょっと注意して見ているだけで、左右が対称形でなくておかしいということから、発見できます。

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久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士]

1932年生まれ。医学博士、京都大学名誉教授。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。
『ランニングと脳』『天才脳をつくる0歳教育』『天才脳を育てる1歳教育』『天才脳を伸ばす2歳教育』『赤ちゃんの脳を育む本』『あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法』など著書多数。

久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

 

1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた、“0歳から働きかける”久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。2008年、株式会社『脳研工房』を立ち上げ、現在代表取締役。著書に、累計25万部突破のシリーズ『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』など多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。

【脳研工房ホームページ】
http://www.umanma.co.jp/

 


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