株式レポート
10月1日 8時11分
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マネックス証券

米国市場は海外の株高の流れを引き継いで大幅上昇 本日は日本と中国で発表される重要な経済指標に注目 - 市況概況

NYダウ: 16284.70  △235.57 (9/30)
NASDAQ: 4620.17  △102.84 (9/30)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は欧州やアジアなどの株高や、ADP雇用リポートの良好な結果を好感して大幅上昇となりました。取引開始直後から大きく上昇したダウ平均は午前中に250ドル高近くまで買われると一旦伸び悩み、昼過ぎには80ドル高程度まで弱含む場面もみられました。しかし、その後午後に入って再び持ち直すと引けにかけて上げ幅を広げる展開となりました。結局ダウ平均は235ドル高の16,284ドルと続伸し高値圏で取引を終えました。また、ナスダック総合株価指数は下落が続いていたバイオ株に買戻しの動きがみられたことで102ポイント高の4,620ポイントと2%を超える上昇となり7日ぶりに反発しました。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は10業種全てが上げました。そのなかでも一般消費財・サービス、エネルギー、情報技術、素材、ヘルスケアの5業種が2%を超える上昇となりました。

  3. 個別銘柄動向

    ダウ平均構成銘柄はプロクター・アンド・ギャンブル(PG)とベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)を除く28銘柄が上げました。なかでもシェブロン(CVX)とインテル(INTC)が3%を超える上昇となったほか、ウォルト・ディズニー(DIS)やナイキ(NKE)、ゼネラル・エレクトリック(GE)なども2%以上の上げとなっています。ダウ平均構成銘柄以外では人員削減を発表した石油・天然ガス開発のチェサピーク・エナジー(CHK)や、ジャック・ドーシー暫定・最高経営責任者(CEO)が正式にCEOに就任すると伝わったツイッター(TWTR)が大幅高となりました。また、四半期決算が増収増益だったコストコ・ホールセール(COST)も買われました。一方で傘下ブランドのオールドネイビーの幹部が退任し、同業のラルフローレンのCEOに就任することが明らかとなった衣料品大手のギャップ(GPS)が大きく下げました。

【VIEW POINT: 今日の視点】

米国株高を受けて本日の日本市場は続伸でのスタートが予想されます。こうしたなか本日は日本と中国で発表される経済指標が注目されます。取引開始前には日銀短観が発表されます。大企業の景況感は6月調査から悪化するとみられていますが、中国経済の減速懸念が広がるなかでの調査だけに企業の景気の見方がより慎重となっている可能性もありそうで、予想から大きく下振れるようだと日銀の金融緩和への期待が高まりそうです。また、中国の上海市場は国慶節で本日より7日まで休場となりますが、10時に中国製造業PMIが発表されます。今回も景気判断の分かれ目となる50を下回り49.7と前回から横ばいが見込まれています。仮に市場予想を下回るようだと景気減速懸念が一段と高まりそうで、こうした経済指標に対するマーケットの反応が注目されます。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】日米中の企業景況感、底辺への競争?
<ポイント>

◆昨日は、世界株価や銅などコモディティ価格の反発を受けて豪ドルなどが上昇した一方、ユーロ圏HICPのマイナス転化を受けてユーロが下落したのが特徴的だった。

◆この間、ドル/円は欧州時間に120円台を回復したものの、米ADP民間雇用の予想比上振れでも続伸せず、むしろその後の米シカゴPMIの大幅悪化などから再び120円割れとなった。

◆本日は、日銀短観調査(8:50)、ブレイナードFRB理事発言(9:15)、中国9月公式製造業・非製造業PMI(10:00)、中国9月財新製造業PMI確報およびサービス業PMI速報(10:45)、英9月製造業PMI(17:30)、米新規失業保険申請件数(21:30)、米9月ISM製造業景況指数(23:00)、ロックハート・アトランタ連銀総裁発言(2:00)、ウィリアムズSF連銀総裁発言(3:30)などが予定されている。

◆ドル/円は日銀短観と米ISM製造業景況指数が注目だが、結局120円を挟んだ方向感のないレンジが続きそうだ。短観が予想以上に悪化を示すと追加緩和期待が高まり円安圧力となる一方、米ISMが予想以上の悪化となると利上げ期待が後退しドル安圧力となる。

◆また中国各種PMI結果も重要で、前月から横ばいが予想されている公式製造業PMIが悪化を示すと、豪ドルなどコモディティ通貨が悪影響を受けやすいほか、米利上げ期待後退とリスク回避傾向を受けて、ドル/円にも下押し圧力となる可能性がある。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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