株式レポート
10月2日 7時57分
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米国市場は高安まちまち ダウ平均は午後に大きく切り返すも小幅反落 日本市場は2日続けての大幅高の後で売り優勢のスタートか - 市況概況

NYダウ: 16272.01  ▼12.69 (10/1)
NASDAQ: 4627.08  △6.92 (10/1)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は小幅に高安まちまちでした。ダウ平均は3日ぶりの反落となったものの、S&P500株価指数とナスダック総合株価指数は続伸しました。中国の製造業PMIの改善を好感し取引開始直後に60ドル高余りまで買われる場面もみられたダウ平均ですが、9月のISM製造業景況感指数が市場予想を上回る悪化となったことから買いが続かず下げ幅を広げると昼過ぎには210ドル安まで売られました。しかし、翌日に雇用統計の発表を控えていることもあって積極的な売りも続かず、午後に買い戻しも入り持ち直すと下げ幅を大きく縮める展開となりました。結局ダウ平均は12ドル安の16,272ドルとなりました。一方でS&P500株価指数は3ポイント高の1,923ポイントと3日続伸し、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も6ポイント高の4,627ポイントとなっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は全10業種のうち5業種が上げ、素材が1%を超える上昇となりました。一方で5業種が下げ、公益事業が1%以上の下落となっています。

  3. 個別銘柄動向

    9月の新車販売台数が前年同月比12.5%増となり市場予想を上回る高い伸びとなったゼネラル・モーターズ(GM)や、同23.0%増となったフォード・モーター(F)が買われました。また、人員削減を含むリストラ策を発表した食品大手のコナグラ・フーズ(CAG)や、スマートフォンや家庭用ゲーム機を巡る特許紛争を終了することで合意したグーグル(GOOG)とマイクロソフト(MSFT)が堅調でした。一方で減益決算を発表した調味料大手のマコーミック(MKC)が売られ、原油価格の下落でシェブロン(CVX)やエクソンモービル(XOM)も下げました。

【VIEW POINT: 今日の視点】

昨日の米国市場が小幅に高安まちまちで材料になりにくいなか、日経平均が昨日と一昨日で800円近く上げたこともあって本日の日本市場は売り優勢でのスタートが予想されます。米雇用統計の発表を今晩に控えた週末ということに加え、上海市場が休場で取引時間中も材料難になりやすいことから様子見の展開となるかが注目されます。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】時給加速は持久戦か
<ポイント>

◆昨日は、アジア時間に中国製造業PMIの予想比上振れを受けて豪ドルや米ドル/円が上昇した後、米ISM製造業景況指数の予想以上の悪化などからNY時間に反落したのが特徴的だった。

◆日銀短観は大企業製造業業況判断DIは予想以上に悪化した一方、非製造業の業況判断DIや大企業全産業の設備投資計画は予想を上回り、全体としては良好な結果で日銀追加緩和期待をやや後退させる内容だったが、円高方向への動きは限定的だった。

◆中国では各種PMIが発表され、市場は製造業PMIの予想比改善に注目したが、財新サービス業PMIは大幅に悪化しており、注意が必要だ。

◆本日は、豪8月小売売上高(10:30)、ドラギECB総裁発言(10:30)、英9月建設業PMI(17:30)、米9月雇用統計(21:30)、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁発言(21:45)、ブラード・セントルイス連銀総裁発言(1:30)、フィッシャーFRB副議長発言(2:30)が予定されている。

◆最大の焦点は米雇用統計で、前月鈍化した雇用創出ペースが再び月間20万人ペースに戻るかだけでなく、平均時給が市場予想通り加速し、利上げ開始の障害の一つであるインフレ圧力の低さを払拭するかがポイントとなる。特に平均時給が加速を示せば、来年に利上げ先送りとみる向きが利上げ開始予想の前倒しを行い、ドル高に繋がりドル/円は再び121円台を試す展開となりそうだ。他方、非農業部門雇用者数が20万人に届かなかったり、平均時給の伸びが市場予想を下回ると、ドル/円は再び直近レンジ下限である119円丁度方向への動きとなりそうだ。いずれにせよ、余程大きく市場予想から乖離しない限り、119-121円のレンジを大きく外れないとみられる。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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