不安気な状態が長くつづくときは?

 不安気な状態が長くつづくときは、身体に手をつけてやり、足をのばして、肩から足先に軽くさすりおろしてやります。

 こんなことがあったあとでオムツをとりかえるときには、注意しながら、心もち力強く、大の字形に手足をのばし、あとで紹介する「オムツ体操」(→『赤ちゃん教育』にくわしく紹介しましたのでご参照ください)をしてやります。

 手が大きく空を切ることがあっても、不安がることはないのだということを経験させていきます。

 何回かくり返すと、手足の力が急に抜けることもなくなります。
また急に抜けても泣くことはなくなります。

 ※赤ちゃんが手足をつっぱらせて緊張しているとき、皮膚を押さえると、つっぱりがとれますが、これは皮膚からの抑制で「圧反射」が起こっています。