今年のノーベル賞は生理学・医学賞で大村智・北里大学特別栄誉教授が、物理学賞で梶田隆章・東京大学宇宙線研究祖所長・教授が受賞し、おまけに二夜連続での受賞でもあったため、ニュースもワイドショーも大盛り上がりの様相を呈していた。日本中に歓喜の花が咲いたが、ニュートリノに質量を発見した梶田教授の研究って、アレですよね?

 思い起こせば民主党が政権を担った二〇〇九年、シャツのエリを立てて息巻いてたギインさんらの気まぐれ……、もとい、「事業仕分け」で予算を削減された研究ですよね? 皆さんは覚えてますか。そんな民主党の嫌がらせ……、もとい、逆境にもめげず手にしたノーベル賞受賞の快挙ですが、教授らの研究予算を削った民主党のギインさんらはこの偉業をどう受け止めているのでしょうか。歯ぎしりでしょうか? それとも、受賞を逃し、二位のほうがよかったと思っているのでしょうか?

 喜ばしいニュースと言えば、芸能界でも福山雅治くんと吹石一恵ちゃんの入籍がワイドショーを席捲したり、千原ジュニアくんの入籍がかぶったり、ちょっと前には堀北真希ちゃんがラブレター四〇通で落ち交際日数ゼロで入籍したなんて話が報じられたり、人気グループTOKIOの国分太一くんも結婚したけど司会を務める朝の情報番組『白熱ライブ ビビット』の視聴率が相変わらず二~三%と低迷している、なんて話もあった。

 熱烈なファンのあいだでは「フクヤマショック」現象ってのもあったらしい。福山くんは長らく「恋人にしたい有名男性芸能人」の一位だったそうだが、彼の入籍を知ったファンの嘆きはたいそうなものだったようだ。なにしろ仕事が手につかなくなって早退したOLさんが後を絶たなかったとも言われているし、ヤケ酒を煽る女性が急増したため割引セールを行なう居酒屋まで表れたとのことだ。

 トップアイドルというのは、かくも影響力があるものなのだろう。

 福山くんの結婚を受け、菅義偉官房長官まで「たくさん子どもを生んで国に貢献を」みたいな発言をして批判が殺到したのだとか。政治家の失言は私の大好物だが、今回のこの菅発言に関しては何が問題になったのかさっぱりわからない。

 この少子化の時代、子どもが増えればいずれはそれが経済成長や国力につながるのだけど、もしかしたら日本には自分が生まれ育った国に貢献したくないと思っている人がいるってことなのか。国が栄えることに異を唱える人がいるってことなんだな。分度器で測るとかなり左に傾いている人たちだろう。