株式レポート
10月9日 17時23分
バックナンバー
著者・コラム紹介

株式レポート

日々の最新市況ニュース、個別銘柄のトピックスや値上がり・値下がりランキング、テクニカル分析等のニュースを配信します。また重要経済指標の事前予想や結果の分析、ストラテジスト、アナリストの相場分析も読めます。(記事提供:フィスコマネックス証券

>> 最新株式ニュース一覧はこちら
>> 株式レポート一覧はこちら

マネックス証券

日経平均、ファーストリテイリングの大幅安も跳ね返して高値引け 来週は13日の中国貿易収支の発表に注目 - 市況概況

  1. 概況

    本日の日本株式市場は日経平均が297円高の1万8438円と反発しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて上昇しました。昨日の米国市場でダウ平均が上昇し1万7000ドルの節目を回復したことを受け、日経平均は140円高の1万8281円で寄り付きました。昨日発表した決算が冴えない内容だったユニクロを展開するファーストリテイリング(9983)が足を引っ張る格好で、日経平均は40円あまりまで上げ幅を縮める場面がありましたが、その後は再び上げ幅を広げました。前場を140円高で終えた日経平均は、お昼休みの時間帯からWTI原油価格が急上昇しマーケットがリスクオンムードに傾いたのか、後場から一段高となりました。後場を通して堅調に推移し大引けにかけても上げ幅を広げた日経平均は、高値引けとなりました。ファーストリテイリングは9.7%安で日経平均を185円引き下げたことから、同社の下落分がなければ日経平均は500円に迫る上げ幅だったということになります。業種別には空運業と小売業を除く31業種が上昇しました。中でも鉄鋼が5.1%高、非鉄金属が4.8%高、鉱業が3.5%高とコモディティ関連業種の上昇が目立ちました。

  2. 個別銘柄動向等

    ファーストリテイリングは、第3四半期の決算発表時点での通期の営業利益予想2000億円に対し、実績は1644億円と大幅に未達となりました。期待はずれだった業績発表を受け、ファーストリテイリングは終日ほとんど反発することなく東証1部の売買代金トップの商いを集めて大幅安となりました。その他堅調に推移した売買代金上位の銘柄の中でも特に上昇が目立ったのがマツダ(7261)で、7.1%高となりました。フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れ問題の余波を受け、一時は大きく下落しましたが、フォルクスワーゲンの販売低迷がむしろプラスに働くのではとの期待も作用してか、本日まで8日続伸と上昇が目立っています。デパートの松屋(8237)が9.2%安と急落しました。昨日発表した3-8月期の決算は、前年同期比84%の営業増益と好調でしたが、通期の業績予想が修正されなかったことが物足りないと受け止められたようです。

【VIEW POINT: 明日への視点】

日本市場は大幅高となりました。コモディティ価格の上昇などで、マーケットを覆っていた過度のリスクオフムードが和らいだようです。来週は中国で13日に貿易収支、14日に消費者物価指数(CPI)が発表されます。先月の貿易収支発表の際には、低調だった指標を受けて、日経平均は1日で400円超の大幅下落となりました。今月も再び低調に終われば、足下のリスクオンムードに水を差される可能性もあり、注意が必要といえます。

【中国株式市場】
上海総合指数が小幅続伸

  1. 概況

    本日の上海総合指数は前日比39ポイント高(1.3%)の3,183ポイントと小幅に続伸しました(年初来で1.6%安の水準)。また、中国の創業板指数(日本のマザーズ市場に相当)は26ポイント高(1.2%)の2,216ポイントと小幅に続伸しました。一方、香港ハンセン指数は日本時間16時時点で203ポイント高の2万2557ポイントと反発して取引されています。

    中国市場では、前日の堅調地合いを引き継ぎ小幅に上昇して始まった上海総合指数は直後に利益確定売りに押されて一時マイナスに転じる場面がありましたが、10月中に開催される中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の開催を控え政策期待も根強く、すぐに買い戻されると堅調が続きました。ただ、週末を控え上値はやや限定的となりました。

    香港市場では、昨日発表されたハト派的なFOMC議事要旨や欧米株の堅調などが好感され、ハンセン指数は大幅に反発して寄り付きました。また、10月中開催の中国の5中全会での政策期待とそれを受けた本土市場の堅調なども好感され、やや利食いに押されながらも高値圏での推移が続いています。日本時間16時時点で、金融事業株や、商工業株指数、公益事業株などが軒並み上昇の一方、不動産株指数は小幅に下落しています。

  2. 個別銘柄動向等

    香港市場では、国慶節連休中にあたる1-7日にマカオ域内へ入境した中国本土からの観光客が前年同期比で7.1%増加したことが好感され、カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ、ホテル・レストラン、1928)と銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテインメント、ホテル・レストラン、0027)が共に大きく続伸しています。また、昨日発表されたハト派的なFOMC議事要旨を受けてリスクオンムードが強まる中、主力の金融株に買いが集まっています。なかでも、中国工商銀行(商業銀行、1398)と中国建設銀行(チャイナ・コンストラクション、商業銀行、0939)が共に3%超買われたほか、中国人寿保険(チャイナライフインシュアランス、保険、2628)や友邦保険控股(AIAグループ、保険、1299)などの保険株も1%超上昇しています。

    一方、9月の新車販売台数が前年同月比3%増と前月の22%から大幅に鈍化したと発表した長城汽車(自動車メーカー、2333)が4%超下落しています。また、値嵩の騰訊(テンセント・ホールディングス、インターネットソフト、0700)やディフェンシブとされる中国蒙牛乳業(チャイナ・メンニウ、食品、2319)などが小幅ながら値下がりしています。

【VIEW POINT: 明日への視点】

昨日発表されたハト派的なFOMC議事要旨を受けて米国の早期利上げ懸念が更に後退したことや原油などコモディティ価格の大幅上昇を背景に、10月中開催の中国の5中全会での政策期待も高まり、今晩の欧米市場が続伸すれば、来週の本土市場と香港市場共に続伸してのスタートとなりそうです。ただ、今週の本土市場と香港市場が大きく上昇したことから利益確定売りに押される可能性も要注意です。

なお、来週は13日に貿易収支、14日に消費者物価指数および生産者物価指数など中国の9月分重要統計の発表が予定されており、市場予想より更に悪化する場合に中国人民銀の追加緩和策のトリガーとなるかが注目されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)


マネックス証券
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
【関連記事】
◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~
◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
マネックス証券の口座開設はこちら!

 

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!

 

Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

10月号8月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【最強「株」ランキング&ふるさと納税・秋冬版】
速報! 上方修正必至好スタート株13
・3年で2倍を狙う「儲かる株」ランキング!
成長+割安+配当の「3拍子揃った最強株25」
[17-18年秋冬版]ふるさと納税 大カタログ
・禁断の ふるさと納税「還元率」ランキング
株で1億円作る とっておきのマル秘ワザ
美人主婦のコツコツ「デイトレ」術!
・毎月分配型投信「本当の利回り」激辛診断!
・アナタの危険度は?「老後貧乏」から脱出!
利回り6%超も! 直近3カ月の「新設優待株」
・まだ買える? 高値更新中の米国株をチェック
・勝谷誠彦の「兵庫県知事選挙・散財記」

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!