週刊ダイヤモンドの“名物特集”が復活!<br />総力取材でお届けする「日本のゴルフ2010」

 今週の第一特集は、2008年11月以来、1年半ぶりとなる「ゴルフ特集」です。リーマンショック後の景気低迷、団塊世代ゴルファーの減少懸念など、逆風がおさまらないゴルフ業界。にもかかわらず、ゴルファーを惹きつけて止まないゴルフ場は少なくありません。

 そこで特集班は、全国のゴルフ場を訪れ、人気の理由を徹底取材しました。

 今回のゴルフ場人気ランキングで1位となったのは、フェニックスカントリークラブ(宮崎県)。前回も1位でしたが、その人気は揺るがないようです。

 前回と異なるのは、川奈ホテルゴルフコースが同点1位となったこと。「東の川奈、西の廣野」といわれた名門・川奈が復活した理由は特集をご覧ください。

 一方、「西の廣野」は、ゴルフの大衆化が一層進む中でも、全く時代に流されず、わが道を突き進んでいます。廣野ゴルフ倶楽部の支配人が語る、その独特の運営方法からは、廣野が「ゴルファーの聖地」であり続ける理由がよくわかります。

 また、前回の98位から18位に急浮上したゴルフ場は、断崖からの海越えホールが絶景でした。他の人気上位ゴルフ場に比べれば、それほど知名度は高くないので、今なら穴場かもしれません。

 「プレーしてよかったコース」「プレーしたいコース」「属性別ランキング」「地域別ランキング」さらに「二度といきたくないコース」など、興味深いランキングも満載です。

 また、ナイタープレー、ゴルコン、露天風呂、深夜営業のレストランから靴磨きサービスまで、新たなサービスや斬新な取り組みで集客に乗り出すゴルフ場の事例は、ゴルフ場経営者ならずとも楽しめるはず。

 わが子とゴルフを楽しみたい、もしくは子どもの腕を上達させたい人には、「ゴルフを子どもに教える方法」が参考になります。ジュニア育成に強いスクール情報もあります。

 その他、ゴルフ関連市場の経済分析、プロツアーの現状などからは、今のゴルフ業界が抱える課題が浮き彫りになります。ゴルフ評論家の早瀬利之氏による、かつてのAO時代ならぬ「石川遼・池田勇太」時代の行方も必読。さらに、中年ゴルファーのファッション改造、ゴルフ関連コラムなど、盛り沢山の内容でお届けします。

 これからのゴルフシーズンに向け、せひご一読下さい。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 松本裕樹)