迷ったら挑戦を選べ!

安藤 森川さんが、20代の若者にひとつだけアドバイスするとしたら何を伝えたいですか?

【森川亮×安藤美冬 特別対談】(下)<br />20代は、悩んだら「挑戦」をとる!1967年生まれ。筑波大学卒業後、日本テレビ放送網に入社。コンピュータシステム部門に配属され、多数の新規事業立ち上げに携わる。2000年にソニー入社。ブロードバンド事業を展開するジョイントベンチャーを成功に導く。03年にハンゲーム・ジャパン(株)(現LINE(株))入社。07年に同社の代表取締役社長に就任。15年3月にLINE(株)代表取締役社長を退任し、顧問に就任。同年4月、動画メディアを運営するC Channel(株)を設立、代表取締役に就任。著書に『シンプルに考える』(ダイヤモンド社)がある。

森川 僕の世代はまだ、我慢が美徳とされていました。僕自身、日本テレビで6年間も自分を抑えて働いたわけですが、果たしてそうすべきだったのかどうか、いまだによくわかりません。そんな20代を経たからこそ、「悩んだら挑戦を選べ」と伝えたいですね。安藤さんはいかがですか?

安藤 「とにかく行動してほしい」ですね。「SNSやブログで発信したいから外に出よう! キレイな写真を撮ろう!」でもいい。ほかの人は「わざわざ投稿するために?」と思うかもしれないけれど、行動の起爆剤になるのであれば、きっかけは何でも構わないと思うんです。

森川 そうですね。会う人や食べるものはじめ、人生は選択の積み重ねです。行動すれば、より多くの選択肢にも出会えるでしょう。そのなかで何を選ぶかが、人生をつくっていく。そう考えると、挑戦や行動は何よりも大事ですよね。

安藤 人間関係も仕事もお金も、すべての入口になるのが20代だな、と最近つくづく思うんです。20代で誰と会って、何をして、どうお金を使い、どこに住むか。すべてが未来の自分につながってくることを、若い人にはもっと強く意識してほしいな、と思っています。

森川 おっしゃるとおりですね。僕も、若い人がもっと活躍できるよう、C CHANNELという事業をとおして後押ししていきます。若い人が元気でいることが、何よりも社会を活性化させるはずですから。

安藤 C CHANNEL もまさに若い人の発信の場、しかもグローバルに向けて発信できる場ですもんね。私も森川さんに負けないようがんばります。本当に、今日はありがとうございました!

森川 ありがとうございました。

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