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石田純一と西尾由佳理アナの“嫌われる理由”

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第133回】 2015年10月17日
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 あのせいで「テレビの仕事を三本キャンセルされた」「CMもひとつなくなった」ついでに「広告代理店を通じ二、三社からも厳重注意を受けた」と俳優の石田純一は明かした。

 が、それらは全部ウソだったらしい。

 っつーか、このところほとんどドラマに出演していないくせに「俳優」を名乗る時点で大いなる嘘があるような気がするのは私だけかもしれないが、ご存じのとおり、俳優(?)の石田純一は国会前の安保反対デモに参加した。そして、何を血迷ったか壇上に上がり「戦争は文化じゃない」とワケのわからないことをほざいた……、もとい、雄叫びを上げた。

 俳優(?)石田純一のパフォーマンスを、業界筋は「仕事を増やすための営業」と見ていたが、ご本人はむしろ「あのせいで仕事が減った」と週刊新潮の取材に応えている。実際のところを在京の民放幹部が語る。

 「二〇〇九年に東尾理子と再婚して芸能マスコミに注目され、石田が理子の“妊娠”を支える姿が受け、各局のバラエティ番組から出演オファーが殺到した。しかし、夫婦のツーショットが露出しすぎたこともあって、ひとり目の子どもが生まれてから、仕事が激減していました」

 この八月には理子夫人の第二子妊娠が明らかになったが、メディアの扱いは小さなものだった。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。

 「石田は、メディアの注目を仕事につなげるしたたかさが際立っている。安保デモもあらゆるメディアが集まっていると知っていて飛び込み、“不倫は文化”にかけて、“戦争は文化じゃない”とメディアが喜んで見出しに使うよう計算して発言したんです」

 俳優(?)石田純一のしたたかさは、ファミリーを利用することでもよく知られている。彼には、一般女性とのあいだに生まれたいしだ壱成という子どもがいて、前妻松原千明とのあいだには長女すみれが生まれ、再婚した東尾理子とも理太郎という子をもうけている。

 東尾理子の父親は元プロ野球選手の東尾修だが、石田純一は現在の妻理子とのツーショット、理太郎を交えたスリーショット、前妻との子すみれとのツーショット、いしだ壱成とのツーショットさらには岳父修とのツーショット、東尾修理子とのスリーショット、東尾修理子理太郎との家族ショット、壱成、すみれと一緒のスリーショットといった具合に、一族の組みあわせで頻繁にバラエティ番組に出演している。俳優を名乗っているくせに、ドラマや映画よりバラエティ番組への出演が多いのである。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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