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有名人のがん報道から考える日本人の最新がん事情

唐仁原俊博[ライター]
【第14回】 2015年10月17日
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相次ぐ有名人のがん報道
日本人の死因トップは「がん」

がん検診、あなたは毎年受けていますか?

 ピンクリボン運動は世界的に行われている乳がんに関する啓発運動だ。10月1日はピンクリボンデー、そして10月はピンクリボン月間ということになっているらしい。

 そのピンクリボン月間の直前である9月23日に、元女子プロレスラーの北斗晶さんが、自身が乳がんで入院中であることを公表し、翌日には右乳房の全摘手術を受けた。10月3日には会見を行い、がんの発見から手術に至るまでの経緯、乳がんがリンパ節にも転移しており5年後生存率が50%であることなどを話した。

 北斗晶さんが乳がんを公表した翌日、9月24日には川島なお美さんが肝内胆管がんで亡くなっている。9月はじめにテレビの前に姿を表した際、激ヤセした姿がさまざまな憶測を呼んだ。亡くなる直前まで舞台に立っていたが、9月17日に体調不良から降板。舞台降板のニュースが届いた直後の訃報だったので、亡くなったという速報テロップが出たときに驚いた人は少なくないだろう。

 5月にも有名人が立て続けにがんに倒れた。5月28日には俳優の今井雅之さんが大腸がんで亡くなった。そのひと月前に舞台の降板会見を行い、痩せこけた姿に衝撃を受けた人も少なくないだろう。さらには同日、漫才師の今いくよさんの訃報も届いた。こちらは胃がんだ。

 私の場合、親族が集まると「がん家系だし、糖尿病家系でもあるから、おまえは気をつけろ」なんて言われたりもする。内心、「親族でがんで死んでるのは80歳を超えた人ばっかりだから、それはもはや家系でも何でもないだろう」と思いつつ、有名人ががんになったり、亡くなったのを見ると、やはり気にはなる。

 言わずと知れた日本人の死因トップはがん。かつての1位であった脳卒中を抜き去ったのが1981年。それから20年以上、不動のトップとして君臨し、それがこれからも変わることはないだろう。しかし実際、どのがんが多いのか、死亡数が多いのはどのがんなのかについては知らない人も多いだろう。

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