株式レポート
10月20日 8時13分
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マネックス証券

米国市場は小幅に3日続伸 日本市場は昨日の下落の反動もあって反発か - 市況概況

NYダウ: 17230.54  △14.57 (10/19)
NASDAQ: 4905.47  △18.78 (10/19)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は小幅に3日続伸となりました。ダウ平均は中国の7-9月期GDP成長率が市場予想を小幅に上回ったものの6年半ぶりに中国政府が目標とする7%を下回ったことや、原油価格の下落もあって取引開始後しばらくして90ドル安近くまで売られました。その後切り返すと昼前にはわずかにプラスとなる場面もありましたが、前日終値近辺では上値が重く午後もマイナス圏での推移が続きました。しかし、引けにかけてやや強含み結局ダウ平均は14ドル高の17,230ドルで取引を終えました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も18ポイント高の4,905ポイントとなっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は全10業種のうち一般消費財・サービスや生活必需品など5業種が上げました。一方で5業種が下げ、エネルギーが2%近く下落しました。

  3. 個別銘柄動向

    マイクロセミ(MSCC)が22億ドルで買収を提案した半導体のPMCシエラ(PMCS)が買収価格にさや寄せする格好で急伸しました。一方でマイクロセミは財務負担を嫌気する売りで大きく下げています。人気テレビ司会者が10%株を取得し、取締役に名を連ねると伝わった減量サービスを手掛けるウエート・ウォッチャーズ・インターナショナル(WTW)が急騰しています。そのほか7-9月期の決算が大幅減益となったカナダの製薬大手バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナル(VRX)が大幅安となり、同じく7-9月期の決算が大幅減益だったモルガン・スタンレー(MS)も大きく下げています。さらに7-9月期の決算が赤字となった資源開発関連サービス大手のハリバートン(HAL)も軟調でした。なお、取引終了後に決算を発表したIBM(IBM)は増益となったものの、1株利益が市場予想を下回ったことから時間外で売られています。

【VIEW POINT: 今日の視点】

米国市場が小幅ながら続伸するなか本日の日本市場は昨日の下落の反動もあって上昇してのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均がどこまで上値を伸ばせるかが注目され、チャート上の節目となっている18,300円どころを抜けてくるような展開となるかがポイントとなりそうです。なお、取引終了後には安川電機(6506)が決算を発表する予定で、これにより3月期決算企業の中間決算発表がいよいよスタートとなります。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】ジャ(パ)ネット・たか派?
<ポイント>

◆昨日は、中国3QGDPが市場予想を上回ったことを受けた安堵感から、発表後に豪ドルなどコモディティ通貨が上昇したが、鉱工業生産や固定資産投資などが市場予想を下回ったことを受けてNY時間に原油や銅などコモディティ価格が下落したことから、豪ドルなどが結局反落したのが特徴的だった。

◆ドル/円は、中国GDP発表を受けて小幅高となったあとは、概ね119円台半ばで方向感のないもみ合い推移となった。

◆本日は、豪RBA議事要旨(9:30)、米9月住宅着工・建設許可件数(21:30)、マカファーティ英BoE金融政策委員議会証言(18:45)、カーニー英BoE総裁議会証言(19:00)、ダドリーNY連銀総裁・パウエルFRB理事発言(22:00)、ジャネット・イエレンFRB議長発言(0:00)などが予定されている。

◆ドル/円は引き続きレンジだが、イエレン議長が景気判断および利上げ時期判断に際して雇用統計や小売売上高などの最近の弱い経済指標をどの程度重視するかが注目されるが、これまで通り年内利上げ開始の可能性を繰り返すようだと、比較的タカ派と捉えられ、ドルが強含みとなる可能性がある。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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