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10月30日 16時37分
フィスコ

東光、トクヤマ、エプソンなど

<4661>  OLC  7382  +478
買い優勢。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は521億円で前年同期比
3.4%減益、従来計画線上での着地となっている。市場コンセンサスは500億円程度で
あったため、過度な警戒感後退につながる状況へ。諸経費の減少などがコンセンサス
上振れの背景と見られる。また、10月の来園者数が回復傾向にあることなども支援材
料とされているようだ。
<7956>  ピジョン  3415  +330
大幅高。中国の5中全会では「第13次5カ年計画」草案を固め、「一人っ子政策」を撤
廃して全ての夫婦に第2子の出産を認める方針を示したと伝わっている。育児用品の
国内トップ企業で、中国市場に強みを持っていることから、政策変更におけるメリッ
ト期待が高まる状況のようだ。一人っ子政策撤廃の方向性は定まっていたと見られる
が、政策目標として掲げられたことで、あらためて期待感が先行する形に。

<4507>  塩野義  4991  +511
買い気配から急伸。インフルエンザを1日で治療できる世界初の新薬を実用化すると
報じられ、ポジティブなインパクトにつながっている。厚生労働省では画期的な新薬
候補として優先的に審査する方針、早ければ18年にも発売すると伝わっている。大き
な市場規模が想定され、中期的な業績インパクトも大といった期待感が先行へ。な
お、前日には通期業績上方修正、増配なども発表している。

<6758>  ソニー  3480  +14
売り先行後は切り返す。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は
880億円、前年同期比では黒字転換となり、市場コンセンサスレベルでの着地となっ
ている。サプライズは乏しいものの、直近での株価上昇の反動で利食い売りが先行す
る形となった。ただ、映画事業は想定以上の下振れとなる一方、戦略分野と位置づけ
られ、市場の注目度が高い画像センサーやゲーム分野が好調に推移していることを評
価する動きも優勢に。

<6801>  東光  347  +55
上昇率トップ。前日に発表した第3四半期決算がポジティブなインパクトにつながっ
ている。累計営業利益は前年同期比14.9%増益の23億円となったが、上半期は同
48.4%減益であった。7-9月期は同2.2倍と急拡大しており、一転して通期の上振れ期
待なども高まる格好に。

<6674>  GSユアサ  462  -58
急落。前日に決算を発表、通期営業利益は従来予想の240億円から210億円に下方修正
しており、ネガティブに受け止められている。実績値は市場予想を下回り、下方修正
後の通期予想もコンセンサスを下振れへ。リチウムイオン電池の伸び悩みなども弱材
料視のようだ。また、パナソニックの鉛蓄電池事業買収が伝わっているが、短期的に
は資金負担増を懸念か。

<4043>  トクヤマ  245  +26
後場に入って急伸。前引け後に上半期の決算を発表、営業利益は55億円の従来予想を
上回る75.5億円となり、通期予想は180億円から200億円に上方修正、一転して増益と
なる見通しに。通期の市場コンセンサスは160億円レベルで会社計画を下振れると見
られていただけに、ポジティブなインパクトにつながる。ナフサ価格の下落に伴う石
油化学製品の採算改善が業績上振れの背景に。

<6724>  エプソン  1857  -195
大幅安。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は417億円で前年同期比47%
減益、従来計画の440億円を下回った。また、通期予想は1000億円の従来予想から910
億円に下方修正している。上半期実績は市場想定の下限レンジとみられるが、通期予
想の下方修正は想定外との見方で、売り材料視される格好のようだ。中南米通貨下落
の影響など響くようだ。

<6971>  京セラ  5503  -412
売り優勢。前日に発表した上半期決算では、営業利益は619億円で前年同期比13%増
益、通期予想は1600億円から1100億円に下方修正している。市場コンセンサスとの比
較では、上半期が50億円強下振れ、通期では350億円程度の下振れとなっている。通
期予想の想定以上の下方修正をネガティブ視する動きが優勢に。なお、電子デバイス
関連事業の構造改革費用計上も、下方修正幅が大きくなっている一因にはなっている
もよう。

<2229>  カルビー  4410  +90
堅調。JPモルガン証券(JPM)では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株
価を5200円としている。リスク・オフムードが蔓延する足元の株式市場の中で、長期
投資に耐えうる銘柄として推奨、現在は、短期的な躓きから回復し始める局面と捉え
ているようだ。今期業績が会社計画を下回る可能性は市場に浸透、今後は来期増益へ
の期待が織り込まれる展開を想定と。国内シェア拡大、海外事業の規模拡大により、
マージン改善を伴う2ケタ増益が続くと予想している。 

(フィスコ)


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