ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
新聞・週刊誌「三面記事」を読み解く

早大に博士号を取り消された小保方晴子氏は今何を思うか?

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第137回】 2015年11月14日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 女性のハッピー生活をサポートする、という触れこみのサイト『ウーリス』が男性三〇〇人を対象に「嫁にしたくない芸能人」アンケートを実施したのだそうだ。結果のワースト三はというと――。

 三位:ダレノガレ明美(23%の男性が投票)
 二位:遠野なぎこ(同34%)
 一位:矢口真里(同40%)

 という順位になった。ダレノガレは「番組での数々の過激な発言に引く」からで、遠野は「偏食の傾向とアルコール依存症、バツ2はいずれも数十日で離婚」したからで、一位の矢口は例のアレが祟ってもっとも嫁にしたくない芸能人に選出された。やっぱり、自宅の夫婦の寝室に間男を連れ込む女は嫌われるらしい ← 不倫中の男性もしくは間男経験のある男性には矢口真里ちゃんは大人気かも?

 ちなみに四位が大久保佳代子、五位がローラ、六位が同率で鈴木奈奈、藤原紀香と続くのだとか。いったいどんな連中を相手にアンケートをしたのか定かではないが、結果を受け、ウーリスは「婚活女子は、あまり激しい発言を繰り返していると、結婚相手候補からハジかれちゃうかもしれません!?」とか「短いスパンでお相手を変えていると、周囲から“結婚相手には不向き”って思われがちですよね」とか「浮気性のイメージがついてしまうと、なかなか婚活が実りにくいかもしれません」とスッゲー当たり前のことを言ったあとでこうも続ける。

 「結婚生活にマイナスになるようなイメージが強ければ、どんなに美しくてもどんなに性格がよくても、嫁に選ばれるのは難しいのかもしれません。婚活女子は、ぜひ参考にしてみてくださいね!」

 嫌われ芸能人をけなしておいてあなたは婚活ガンバってね、という実に意地の悪い企画だが、私はこーいうへそ曲がりな企画は大好きだ。っつーか、芸能人と一般人を同列に捉える薄っぺらさが大好きさ。キムタクや西島秀俊くんや綾野剛くんの仕草を真似れば今日からあなたも超イケメン! と言ってるようなものだ。

 嫌われ女子の話をしたところで……、というわけではないが、元理化学研究所の研究員・小保方晴子氏だ。このたび、早稲田大学大学院で取得していた博士号が取り消された。

 小保方氏と言えば、昨年一月、STAP細胞の発見をイギリスの論文雑誌『ネイチャー』に発表(若山照彦・山梨大学教授、チャールズ・バカンティ氏と共同発見)し一躍ときの人となった。が、彼女の研究成果およびSTAP細胞そのものの存在が疑問視されるのも早かった。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


新聞・週刊誌「三面記事」を読み解く

三面記事は、社会の出来事を写し出す鏡のような空間であり、いつ私たちに起きてもおかしくはない事件、問題が取り上げられる。煩瑣なトピックとゴシップで紙面が埋まったことから、かつては格下に扱われていた三面記事も、いまでは社会面と呼ばれ、総合面にはない切り口で綴られるようになった。私たちの日常に近い三面記事を読み解くことで、私たちの生活と未来を考える。

「新聞・週刊誌「三面記事」を読み解く」

⇒バックナンバー一覧