1日1食、プロテインで体重激減
でも周りからは「疲れてる?」の声

老化を一気に加速させるダイエット食の中身食べなければ痩せる!でも、それだけで若返りますか?

「あの頃の自分に戻りたい!」

 40歳の誕生日目前、Yさんは“2ヵ月で-8kg”の目標を掲げました。2ヵ月ならばやれないことはない、とはじめたのは、1日1食のストイックな食生活。また、500mlのスポーツドリンクを1本買って、お腹が空いたな、と思ったらちびちびと飲むようにしていました。

 最初はつらいかな、と思ったものの、3日ほどすれば、1日1回は好きに食べられる、というダイエットに慣れてきたそうです。

 ダイエットを始めるまでは、ランチはガッツリ系の定食を好み、夜は毎日、発泡酒を2缶。ごはんだけは食べないようにしていましたが、ビールに合うこってり味のおかずを好んで食べていました。

 1日1食スタイルが始まってからは、カレー屋さんでカツカレーを頼もうが、飲み会でから揚げを注文しようが、以前の摂取カロリーよりは格段に少なくなるわけですから、体重は面白いように落ちました。

 また、お酒を飲まなくなったことで、食べ過ぎることがなくなっただけでなく、昔からの習慣で揚げ物を選ぶようなことがあっても、以前より少量で満足するようになったのです。

 さらに、外食でもコラーゲン鍋を選んでみたり、自宅で食事を摂る日はコンビニでサラダチキンと豆腐を買って食事を済ますなど、体重が落ちるにつれて肌のこともそれなりに気にするようになりました。

 ところが、1ヵ月で5kgも体重が落ちて喜んでいたものの、そこから先、体重は微動だにしません。それでも、なんとか気力で1日1食スタイルを続けているうちに、「疲れている?」「あんまり眠れていないの?」と周りから心配されはじめ、しまいには「最近、急に老け込んだかんじだけど大丈夫?」と言われてしまったのです。

 1ヵ月で5kg減。これはすごいことです。でも、「あの頃の体重に戻れば、見た目も若返る」という方程式は必ずしも成り立つわけではありません。

 では、食事とあわせて運動をした場合はどうなのでしょう。