外部パートナーと構築する
オープンでフラットな「共創」の世界

 今回、NECレノボ・ジャパングループとして新たに発表した中長期戦略が「DREAM(ドリーム)構想」である。「DREAM」は、「Digital Revolution for Empowering All Mankind」の略で、すべての人びとがパーソナル・コンピューティングによって真のデジタルライフ、デジタルワークを実現するというものだ。そして、この実現に向けてカギを握るのが「共創」であると留目社長は強調する。

「DREAM構想の実現には、ICT業界の発想を超えた新しいモノ/コト創りが重要なポイントであり、我々だけでなく、他業界やスタートアップ企業、生活者などいろいろな方と一緒になってつくり上げていくこと=共創が必要だと考えています」。共創によるモノ/コト創りを推進するプラットフォームを構築していくために、NECレノボ・ジャパングループ自らも未来型企業へ進化を遂げることを留目社長は表明。「我々自身が新しいワークスタイルを実現し、生活者やユーザーの皆さんとの新たなかかわり方を模索していきたい」と意気込む。

デジタルライフスタイル、デジタルワークワークの実現に向け、ICT業界の枠を越えた共創の場を作っていくことがテーマとなる(事業説明会資料より)

 共創プロジェクトはすでにいくつかスタートしている。たとえば、「Lenovo House@由比ヶ浜」は、地元企業を含むコンソーシアムと地元コミュニティ、地域住民、利用客を巻き込んだ地域活性化プロジェクトであり、由比ガ浜情報の提供やビーチのIT化に留まらず、今後は湘南地区全体の活性化に向けて、スポンサー企業の誘致や企業間のコラボレーション、地方創生やインバウンド対応アプリの提供なども視野に入れている。

「これまでの10年、フラットでオープンな新しいグローバル企業の姿はほぼ実現できました。これからはパーソナル・コンピューティングの普及を目指し、外部のパートナー、消費者、生活者ともオープンでフラットな共創の世界をつくり上げて、我々自身は真の未来型企業への変革と遂げていきます」。留目社長は力強く、こう締めくくった。