株式レポート
12月14日 11時34分
バックナンバー
著者・コラム紹介

株式レポート

日々の最新市況ニュース、個別銘柄のトピックスや値上がり・値下がりランキング、テクニカル分析等のニュースを配信します。また重要経済指標の事前予想や結果の分析、ストラテジスト、アナリストの相場分析も読めます。(記事提供:フィスコマネックス証券

>> 最新株式ニュース一覧はこちら
>> 株式レポート一覧はこちら

マネックス証券

ブラックスワン - ストラテジーレポート

大波乱の1週間が始まった。週明けの東京株式市場は、前週末の欧米株安や円高・ドル安進行を嫌気した売りが先行し、日経平均の下げ幅は午前10時の段階で600円近くに達している。原油安が止まらず、投資家心理が大幅に弱気に傾いている。前回のレポートで述べた通り、急速にリスクオフの流れが勢いを増してきた。

こうなると、今週予定されているFOMCにおける想定外のリスクに備える必要がある。それは、利上げが見送られるというリスクである。無論、その可能性は低い。おそらくFRBは利上げに踏み切るだろう。と、市場の誰もがそのように想定している。なので、万が一にでも、利上げが見送られた場合は、強烈なテールリスクが示現することになる。

9月18日付レポート「FOMCの決定を受けた株式市場の反応について」で述べた通り、9月のFOMCで利上げが見送られた背景は、中国等新興国景気の減速(ファンダメンタルズ)ではなく、ボラティリティが急騰した市場の動揺(マーケット・リスク)だったというのが僕の認識である。だとすれば、FOMC直前まで、この市場の動揺が収まらなければ、今回もイエレン議長を思い止まらせる可能性はないとは言えない。

12月FOMCでの利上げが確実視されるなか、万が一にでも利上げが見送られた場合、ドルは急落するだろう。再び、「FRBに利上げを見送らせるほど原油安の影響は深刻だ」との不安が市場を駆け巡り、リスク回避の動きが一段と強まる。116円程度まで円高に巻き戻ることもあるだろう。

なので、FOMCは市場の予想通り、すんなり利上げを決めてくれたほうがマーケット的には安泰だが、その場合でも新たなリスク・シナリオがある。前回のレポートでは「材料出尽くし」となってドル買いポジションの巻き戻しでドル安となるというシナリオを述べたが、それに加えて「こんなに市場が不安定で動揺が続いているにもかかわらず、本当に利上げに動いて大丈夫か」という不安が強まるというリスク・シナリオもあるだろう。こうした懸念は以前から市場の一部にあったが、米国の労働市場のデータと米国株相場がしっかりしてために、そうした声はかき消されていた。ところが、相場がこうして崩れてくると、再び利上げを不安視する声が高まるだろう。要は、相場次第なのである。

ここまで見たように、今回のFOMCでは利上げが実施されても、見送られても、どちらに転んでもドル下落のリスクがある。言わずもがな、日本株にとっても円高⇒株安のリスクがある。だったら、ここでヘッジに動きたい。利食えるものは一旦利食う。投げられるポジションは手仕舞う。オプション、先物、インバースETFなど利用できる手段で相場の下落に備える。

しかし、悩ましい問題がある。FOMC直後の17-18日に日銀が開く金融政策決定会合だ。前回のレポートでは、米国利上げ⇒材料出尽くし⇒日銀追加緩和見送り⇒円高ドル安⇒株下落、というシナリオを提示した。しかし、FOMCで利上げが見送られ、ドル急落・円急騰となった場合、さすがの日銀も重い腰をあげて追加緩和に動く可能性がある。その場合は、機動的にヘッジポジションを外す必要がある。

いずれにせよ、超「薄い」シナリオである。<FOMC利上げ見送り×日銀の追加緩和>という、コンセンサスの真逆シナリオだ。しかし、可能性がゼロでない以上、いつでも動けるように準備運動は入念におこなっておこう。

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)


マネックス証券
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
【関連記事】
◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~
◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
マネックス証券の口座開設はこちら!

 

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!

 

Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

9月号7月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【攻め&守りの高配当株&株主優待ベスト117】
攻めと守りで儲かる高配当株」の投資法
今が買い高配当株52銘柄を大公開
高配当株億を作った個人投資家のワザ
・27%超も!「株主優待」目的別ベスト117
・「優待+配当」の合計利回りランキング
確定拠出年金読者損益リアル白書
・17年上半期の投信上昇率ランキング
4年ぶりの買い場高利回りJリート
LINEなど5大ポイントの貯める&使うテク
定年後の5年間でトクする働き方
東芝など不祥事株の売り・買い診断
・東証1部昇格期待株を先回りで狙え!
不足する高齢者施設の問題点とは?

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!