株式レポート
12月28日 18時3分
マネックス証券

日経平均6日ぶりに反発 実質新年相場入りで小型株の強さ目立つ - 市況概況

日本株式市場

日経平均6日ぶりに反発 実質新年相場入りで小型株の強さ目立つ

1.概況
本日の日経平均は104円高の1万8873円と6日ぶりに反発しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて上昇しました。中でもマザーズ指数は4.1%の大幅上昇となりました。先週末の欧米市場が休場で材料は少ないながらも、日経平均は先週末まで5日続落していたこと、また本日から受渡が2016年となる実質新年相場入りしたことで買いが入ったのか、日経平均は69円高の1万8838円と反発して寄り付きました。日経平均は寄り付き後に上げ幅を縮めると小幅にマイナスに転じる場面もありましたがすぐに切り返し、結局前場を39円高で終えました。日経平均は後場に入って13時過ぎから徐々に上げ幅を広げ、14時頃には上げ幅を150円超まで広げました。日経平均は大引けにかけてやや上げ幅を縮めましたが、高値圏で取引を終えました。なお本日は12月末が権利確定となる銘柄の権利落ち日で、日経平均は26円程度配当落ちで押し下げられているとみられています。東証1部に上場する1,935銘柄中上昇が1,570銘柄と幅広い銘柄が買われた中でも、本日は特に小型株の強さが目立ちました。大型株で構成されるTOPIXコア30の上昇率が約0.7%だった一方で、小型株で構成されるTOPIXスモールは約1.4%の上昇と約2倍の上昇率となりました。実質新年相場入りしたことで個人投資家の節税目的の売りが出尽くしたことに加え、NISA等の新たな資金も市場に入ってきたとみられます。

2.個別銘柄等
東証1部の売買代金トップのトヨタ(7203)は1円高とほぼ横ばいでしたが、その他の売買代金上位銘柄は概ね堅調でした。売買代金2位の日本郵政(6178)が1.9%高、3位の三菱UFJ(8306)が1.2%高などとなっています。材料が出たところでは、台湾の鴻海精密工業の経営者が「もしシャープ(6753)を経営すれば3年目から黒字を出せる」という趣旨の発言を行ったと伝わり、今後の経営再建が期待されて7.3%の大幅上昇となりました。また、日本政府が自動運転の実現に向け工程表を検討していると報じられ、関連銘柄が賑わいました。JVCケンウッド(6632)が8.7%高となったほか、パイオニア(6773)が6.6%高、アイサンテクノロジー(4667)はストップ高となっています。

【VIEW POINT: 明日への視点】
実質新年相場入りしたことを受け、新興市場の銘柄など小型株への旺盛な買い意欲が目立ちました。今年の取引も残すところあと2日です。明日以降も「掉尾の一振」による株高を期待したいところです。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 益嶋 裕)


中国株式市場

上海総合指数が大幅反落

1.概況
本日の上海総合指数は前日比94ポイント安(2.6%)の3,533ポイントと大幅に反落しました(年初来で9.3%高の水準)。また、中国の創業板指数(日本のマザーズ市場に相当)も59ポイント安(2.1%)の2,735ポイントと大幅に続落しました。更に、香港のハンセン指数は日本時間16時時点で242ポイント安の2万1895ポイントと大幅に反落しています。

中国市場では、中国本土市場のIPO登録制の来年3月の導入決定が好感され上海総合指数は上昇して始まりました。その後、前場は買い材料に乏しく先週末の終値を挟んで揉み合う展開でしたが、後場は午後に発表された1-11月の鉄道貨物輸送量が前年比12.3%減と1-10月から減少幅が拡大したことを受けて経済減速懸念が再燃したことで利益確定売りが膨らみました。節目の3,600ポイントを割り込んだ上海総合指数は引けにかけて下げが加速し安値引けとなっています。

連休明けの香港市場でハンセン指数は小幅に続伸してスタートしました。しかし、4日続伸の後ということもあって利益確定売りに押されると、本土市場の下落も重石となり節目の2万2000ポイントを割り込んで下値を模索する展開となっています。日本時間16時時点で、金融事業株指数や不動産株指数、商工業株指数が1%超下落するほか、公益事業株指数もわずかに下げています。

2.個別銘柄動向等(香港マーケット、日本時間16時時点まで)
香港市場では、会長が「重大な規律違反」で当局の調査を受けていると伝わった中国電信(チャイナ・テレコム、0728)が大幅に下落しています。また、時間外での原油価格の下落を受けてエネルギー関連株が軒並み軟調に推移しています。なかでも中国石油化工(シノペック、0386)が3%超下落したほか、中国海洋石油(CNOOC、0883)や中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エネルギー、1088)なども2%余り下げています。更に、中国の保険監督委員会によるリスク管理への監督強化案が嫌気され、保険大手の中国人寿保険(チャイナライフインシュアランス、2628)や中国平安保険(ピンアン・インシュアランス、2318)が2%前後値下がりしています。

一方、昨日に中国の全人代常務委員会が来年の1月1日から一人っ子政策を廃止すると発表したことが好感され、幼児用粉ミルクの雅士利国際HD(ヤシリ・インターナショナル、1230)が一時3%超上昇したほか、中国ベビー用品大手の好孩子国際HD(グッドベイビー・インターナショナル、1086)も1%超買われています。

【VIEW POINT: 明日への視点】
中国市場では、鉄道貨物輸送量の伸び鈍化を受けてリスクオフムードが強まり、上海総合指数とハンセン指数ともに大きく下げています。したがって明確な買い材料が出ない限り明日の中国市場も軟調な展開が予想されます。こうしたなか一人っ子政策廃止の恩恵を受ける銘柄に引き続き資金が向かうかが注目されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 林 宇川)

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)


マネックス証券
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
【関連記事】
◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~
◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
マネックス証券の口座開設はこちら!

 

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!

 

Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

9月号7月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【攻め&守りの高配当株&株主優待ベスト117】
攻めと守りで儲かる高配当株」の投資法
今が買い高配当株52銘柄を大公開
高配当株億を作った個人投資家のワザ
・27%超も!「株主優待」目的別ベスト117
・「優待+配当」の合計利回りランキング
確定拠出年金読者損益リアル白書
・17年上半期の投信上昇率ランキング
4年ぶりの買い場高利回りJリート
LINEなど5大ポイントの貯める&使うテク
定年後の5年間でトクする働き方
東芝など不祥事株の売り・買い診断
・東証1部昇格期待株を先回りで狙え!
不足する高齢者施設の問題点とは?

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!