NYダウ: 17720.98 △192.71 (12/29)
NASDAQ: 5107.94 △66.95 (12/29)
【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>
1.概況
米国市場は原油価格の上昇を好感して大幅反発しました。取引開始直後から大きく上げたダウ平均は180ドル高余りまで買われると一旦上値が伸び悩みましたが、午後に再び上げ幅を広げると取引終盤には220ドル高余りまで上昇しました。引けにかけてやや利益確定の売りに押されたものの、結局ダウ平均は192ドル高の17,720ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も66ポイント高の5,107ポイントとなっています。
2.経済指標等
10月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数は前年比5.5%上昇し市場予想をわずかに下回りました。また、コンファレンス・ボードが発表した12月の米消費者信頼感指数は96.5と前月から上昇し市場予想を上回っています。
3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は10業種全てが上げました。なかでも情報技術、ヘルスケア、般消費財・サービス、金融の4業種が1%を超える上昇となっています。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄はウォルト・ディズニー(DIS)を除く29銘柄が上げました。なかでもボーイング(BA)が2%近く上昇したほか、アップル(AAPL)やシスコシステムズ(CSCO)、デュポン(DD)、IBM(IBM)も1%台後半の上昇率となっています。ダウ平均構成銘柄以外では中国企業と特許の使用許可の契約を結んだと発表した半導体大手のクアルコム(QCOM)が買われ、ブリヂストン(5108)と買収を競っている米投資家が買収価格を再び引き上げたことからタイヤ販売大手のペップ・ボーイズ(PBY)が大幅高となっています。
5.為替・金利等
長期金利は原油価格の上昇と米国株高を受けて前日比0.07%高い2.30%となりました。こうしたなかドル円はやや円安に振れ120円40銭台での推移となっています。
【VIEW POINT: 今日の視点】
本日は年内最終取引日ですが、米国株高を好感して日本市場は続伸となりそうで、日経平均は19,000円の節目を回復して取引を終えそうです。明日と明後日が休場となるなかで日経平均が19,000円の節目を超えてどこまで上値を伸ばせるのかがポイントとなりそうで、3日連続で100円を超える上昇となるかが注目されます。
(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)
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