株式レポート
1月13日 18時0分
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マネックス証券

日経平均500円近い大幅反発で昨日の下げを埋める - 市況概況

日本株式市場

日経平均500円近い大幅反発で昨日の下げを埋める

1.概況
本日の日経平均は496円高の1万7715円と大幅に反発し、今年に入って初めて上昇しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて上昇しました。昨日の欧米市場の株価が上昇するなど、世界的にリスクオフムードがやや後退したことを受け日経平均は230円高の1万7449円で寄り付きました。寄り付き時に117円80銭程度だったドル円が118円台まで円安に振れたこともあって日経平均は寄り付き後もほぼ一本調子で上昇し、前場を463円高とほぼその時点の高値で終えました。日経平均は後場寄り後にやや上げ幅を縮める場面もありましたが、その後は再び上げ幅を拡大すると引けにかけても一段高となり、結局ほぼ本日の高値での大引けとなりました。東証1部の値上がり銘柄数は1,833と全面高の商状となりました。東証33業種も全業種が上昇しています。

2.個別銘柄等
東証1部の売買代金上位銘柄は、売買代金36位のJR東日本(9020)まで全て上昇しました。トヨタ(7203)やメガバンク3行、村田製作所(6981)などが軒並み3%前後から4%近い大幅上昇となりました。原油価格の下落を受け、日本航空(9201)が5%高、ANAホールディングス(9202)が4%高とそれぞれ大きく上昇しました。一方、リスク回避姿勢の後退を受けてかイオン(8267)やしまむら(8227)など小売の一角が小幅に下落しました。その他材料が出たところでは、ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(4661)は4-12月期の営業利益が900億円程度になったと報じられ5%近く上昇しました。通信回線の営業支援などを手がけるヒト・コミュニケーションズ(3654)は昨日の大引け後に行った9-11月期の決算発表で営業利益が前年同期比68.4%増と好調だったことが好感され、17%近い大幅高となりました。

【VIEW POINT: 明日への視点】
日経平均は7日ぶりの大幅反発で昨日の下落を1日で取り戻しました。昨日の当欄では騰落レシオや予想PERといった指標から見て日本株は一定の買い妙味があるのではないかと記しましたが、マーケットで過度の悲観が後退し割安さに注目する動きが出たようです。上述した指標を見ると、本日の反発を受けてもまだ一般的な割安水準にあると言えます。ただ、原油価格の下落や人民元の大幅な変動が本格的に落ち着いたわけではなく、しばらくは警戒感の強い値動きが続くとみられます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 益嶋 裕)


中国株式市場

上海総合指数は大幅反落

1.概況
本日の上海総合指数は前日比73ポイント安(2.4%)の2,949ポイントと大幅に反落しました(年初来で16.7%安の水準)。また、中国の創業板指数(日本のマザーズ市場に相当)は87.8ポイント安(4.1%)の2,059ポイントと大幅に反落しました。一方で香港のハンセン指数は日本時間16時時点で323ポイント高の2万34ポイントと反発し節目の2万ポイントを回復しています。

中国市場で上海総合指数は買いが先行したものの、じり安の展開となりました。オフショア人民元相場で人民元の対ドルレートが小幅ながら元高に振れたことが好感され上海総合指数は小幅に上昇して寄り付き一時1%高余りまで買われました。しかし、上値が伸び悩むとその後は上げ幅を縮め前場の引け間際にはマイナスに転じました。後場の寄り付き直後に節目の3,000ポイントを割り込んだ上海総合指数は一旦切り返す場面もありましたが、引けにかけて売りが優勢となり一段安となると結局節目の3,000ポイントを割り込んで取引を終えました。なお、本日午前に発表された中国の12月分の貿易統計で輸出と輸入共には市場予想を大幅に上回ったものの、相場への影響は限定的でした。

香港市場では、昨日の米国株高や中国人民銀行(中央銀行)が大規模な元買い・米ドル売り介入を実施していると伝わり資本流出懸念が和らいだことからハンセン指数は大幅に反発し節目の2万ポイントを回復して始まりました。その後、中国の貿易統計が市場予想を上回ったことや、香港市場での人民元のオーバーナイトレート(Hibor)が大幅に低下したことなどが支援材料となり上げ幅を広げたハンセン指数は高値圏で推移しましたが、取引終盤では本土市場の急落を受けて上げ幅を縮めています。日本時間16時時点で、商工業株指数をはじめ、金融事業株指数や、不動産株指数、公益事業株指数などが大幅に上昇しています。

2.個別銘柄動向等(香港マーケット、日本時間16時時点まで)
香港市場はほぼ全面高となりました。なかでも時間外での原油価格の反発を受けてエネルギー関連株が軒並み賑わっています。中国海洋石油(CNOOC、0883)をはじめ、中国石油天然気(ペトロチャイナ、0857)、昆侖能源(クンルン・エナジー、0135)などが大きく買われています。また、通信大手の中国聯通(チャイナ・ユニコム、0762)はグローバルのビジネスを拡張する「U計画」を発表したことが好感され4%超反発しています。更に、過度のリスクオフムードがやや後退するなか、保険大手の中国平安保険(ピンアン・インシュアランス、2318)や商業銀行の中国銀行(バンク・オブ・チャイナ、3988)などの金融株が揃って反発しています。


【VIEW POINT: 明日への視点】
本日は上海総合指数が大きく下落し節目の3,000ポイントを割り込む一方で、ハンセン指数は反発し節目の2万ポイントを回復しています。こうしたなか明日は上海総合指数が3,000ポイントを回復できるかが、またハンセン指数が2万ポイントを維持できるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 林 宇川)

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(マネックス証券)


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