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2月4日 8時5分
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米国市場は高安まちまち ダウ平均は原油価格の上昇で大幅高 日本市場は円高を嫌気し続落か - 市況概況

NYダウ: 16336.66  △183.12 (2/3)
NASDAQ: 4504.24  ▼12.71 (2/3)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
米国市場は高安まちまちとなりました。ダウ平均とS&P500株価指数は反発したものの、ナスダック総合株価指数は続落となりました。上昇して始まったダウ平均はISM非製造業の悪化を嫌気しマイナスに転じると一時190ドル安余りまで売られ節目の16,000ドルを割り込みましたが、30ドルを割り込んで軟調に推移していたWTIの原油先物価格が持ち直し上げ幅を広げると、ダウ平均も切り返す展開となりました。取引終盤に一段高となって230ドル高近くまで買われる場面もあったダウ平均は結局183ドル高の16,336ドルで取引を終えています。また、S&P500株価指数も9ポイント高の1,912ポイントとなっています。一方でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は12ポイント安の4,504ポイントとなっています。

2.経済指標等
1月の米ISM非製造業景況感指数は前月の55.8から低下し53.5となり市場予想を下回って2014年2月以来の低水準となりました。一方で1月のADP全米雇用リポートで民間部門の雇用者数は20万5000人増加し市場予想を上回っています。

3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は全10業種のうち6業種が上げ、なかでもエネルギーが4%近く上昇したほか、素材も3%を上回る上げとなっています。一方で情報技術や一般消費財・サービスなどの4業種が下げています。

4.個別銘柄動向
原油価格の上昇を受けてエクソンモービル(XOM)が5%を超える上昇となり、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなりました。シェブロン(CVX)も4%を上回る上昇となっています。また、増配や追加の自社株買いを発表したスリーエム(MMM)も3%以上上げています。さらに2015年10-12月期決算で売上高が市場予想を上回ったケーブルテレビ最大手のコムキャスト(CMCSA)が大幅高となっています。一方、決算で売上高が市場予想に届かなかった製薬大手のメルク(MRK)が売られ、米司法当局に12億ドルの和解金を支払うことで合意したと発表した銀行のウェルズ・ファーゴ(WFC)も下げています。大幅な減益決算を発表したインターネット検索のヤフー(YHOO)は大幅安となり52週安値を更新しました。

5.為替・金利等
長期金利はダウ平均の上昇を受けて安全資産である米国債が売られ前日比0.04%高い1.88%となりました。ドル円はISM非製造業景況感指数の悪化を受けて一時117円台前半まで円高が進みました。朝方は118円ちょうど近辺での推移となっています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
米国市場でダウ平均は大幅高となったものの、ドル円が大きく円高に振れていることから本日の日本市場は続落でのスタートが予想されます。日経平均は節目の17,000円を割り込む場面もありそうですが、昨日に500円を超える下げとなった後だけに、17,000円を割り込んだところでは下げ渋りそうです。ドル円の動向に神経質な展開のなか、引けで17,000円を維持できるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

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