株式レポート
2月15日 17時36分
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マネックス証券

日経平均1,069円高と今年最大の上げで1万6000円回復 - 市況概況

日本株式市場

日経平均1,069円高と今年最大の上げで1万6000円回復

1.概況
本日の日経平均は1,069円高の1万6022円と大幅に反発し、1万6000円の節目を回復しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数はいずれも大幅に上昇しました。先週末に、ドイツ銀行が自ら発行した債券を買い戻すと発表し、同行に対する信用不安が後退したことを受け欧米の主要株価指数は大幅高となりました。また、ドル円が113円台まで円安に振れたこともあり、日経平均は295円高と大幅に反発して寄り付きました。なお、寄り付き前に発表された日本の10-12月期のGDP速報値は前期比年率換算マイナス1.4%と市場予想を下回りましたが、マーケットへの影響は限定的でした。本日の日経平均は寄り付きがほぼ底値となると、その後はほぼ1日を通して上げ幅を広げる展開となりました。まもなく上げ幅を700円近くまで広げた日経平均はその後も高値圏で推移し、結局前場を765円高とほぼその時点の高値で終えました。日経平均は後場に入っても上げ幅を拡大すると、14時過ぎに1万6000円の節目を回復しました。その後日経平均は一時1,202円高まで上昇すると大引けにかけてはやや上げ幅を縮めましたが、そのまま本日の高値圏で取引を終えました。日経平均の上げ幅は昨年9月9日に1,343円高となって以来の大きさで、今年に入ってから最大となりました。東証33業種は全て上昇し、中でも保険業、ゴム製品、証券商品先物、空運業の4業種は10%を超える上昇となりました。東証1部の売買代金は3兆1536億円と今年に入って9度目の3兆円超えとなりました。

2.個別銘柄等
東証1部の売買代金トップのトヨタ(7203)から20位のダイキン工業(6367)まで全て上昇しました。トヨタは9.6%高、三菱UFJ(8306)は8.7%高となるなど主力どころは揃って大幅な上げとなりました。一方、ほぼ全面高の商状のなか、売買代金21位の楽天(4755)は1.3%安と逆行安となっています。先週末の大引け後に海外子会社や電子書籍事業について減損損失を計上することを発表したほか、通期の営業利益が11%の減益となり、成長に一服感が出たことから売られました。株価は昨年来安値を更新しています。また、イオン(8267)も3.3%安と下落しました。今期の営業利益予想を従来の1750億円から1610億円に下方修正したことなどが嫌気されました。

【VIEW POINT: 明日への視点】
リスクオフからの巻き戻しで日経平均は大幅高となり、1万4000円台から一挙に1万6000円を回復しました。先週末時点の日経平均の予想PERは約13倍と、業績面から考えるとかなり割安な水準でした。そこまで売られすぎたところに、欧米市場でリスクオフムードが後退したことが重なって、日本市場は大幅高となりました。本日の大幅反発で日経平均の予想PERは14倍に近づいたとみられ、大幅な割安感はほぼ解消されたことになります。原油安や中国経済の鈍化などマーケットの混乱の根本要因は解消されておらず再びの下落は否定できないことから、引き続き下値への警戒は怠らずにマーケットに臨んでいただきたいと思います。なお、今夜の米国市場はプレジデントデーのため休場です。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 益嶋 裕)


中国株式市場

上海市場は続落 ハンセン指数は反発

上海総合指数:2,746.20(-17.29)
香港のハンセン指数(日本時間16時時点):18,863(+544.02)

1.概況
<中国本土市場>
春節明けで一週間ぶりに取引を再開した上海市場は続落となりました。休場中の世界の株安や原油安などを受けて3%近い下げでスタートした上海総合指数ですが、先週末の欧米株の大幅反発や週明けの日本株の大幅上昇などを受けて世界的な株安がひとまず一服しそうとの期待や、オフショア人民元相場で人民元の対ドルレートが元高に振れたことなどを好感して下げ渋ると徐々に下げ幅を縮める展開となりました。結局、上海総合指数は0.6%安で取引を終えています。

<香港市場>
ハンセン指数は日本時間16時時点で大幅に反発しています。先週末の欧米株高や原油価格の反発などを好感し大幅高でスタートしたハンセン指数は、中国の冴えない貿易統計を受けて一旦伸び悩む場面もみられましたが、日本株の大幅高を受けて強含むと、その後も堅調に推移しています。日本時間16時時点では、金融事業株指数、商工業株指数、不動産株指数、公益事業株指数の4業種全てが大幅に上昇しています。

2.個別銘柄動向等(香港マーケット、日本時間16時時点まで)
香港市場はほぼ全面高となっています。過度な悲観ムードが後退するなか金融株が賑わっています。なかでもピンアンインシュラ (平安保険・02318)が7%超上昇しているほか、インダコマシャルバン (中国工商銀行・01398)も5%近い上げとなっています。また、原油価格の上昇が好感されシノック(中国海洋石油・00883)やクンルンエネルギー(昆侖能源・00135)といったエネルギー関連の株も大幅に反発しています。サンズ・チャイナ(01928)やギャラクシー・エンターテインメント(銀河娯楽・00027)も物色されています。


(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 林 宇川)

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(マネックス証券)


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