株式レポート
2月19日 17時49分
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マネックス証券

原油安や円高進行を受け日経平均は反落 来週24日は2月末決算銘柄の権利付き最終日 - 市況概況

日本株式市場

原油安や円高進行を受け日経平均は反落 来週24日は2月末決算銘柄の権利付き最終日

1.概況
本日の日経平均は229円安の1万5967円と反落しました。TOPIXやJPX日経400も反落しましたが、新興市場のマザーズ指数は1.7%高と続伸しました。原油価格や米国市場の下落、円高進行などを嫌気し日経平均は146円安の1万6050円で寄り付きました。寄り付きがほぼ1日の高値となった日経平均は、寄り付き後もドル円が円高に振れたことを背景に下げ幅を広げました。日経平均はまもなく1万6000円の節目を割り込むと前場を360円安とその時点の安値圏で終えました。日経平均は後場寄り後にやや値を戻したものの、その後は再び値を下げ13時過ぎに400円安近くまで下げ幅を広げました。日経平均はドル円がやや円安に戻したことから取引終盤に下げ幅を縮めましたが、1万6000円の回復はならず229円安での大引けとなりました。東証1部の売買代金は2兆2775億円と今月に入って最も少なくなりました。業種別には空運業、陸運業、不動産業、電気・ガス業の4業種のみ上昇、9%近く下落した鉱業をはじめとする29業種が下落しました。

2.個別銘柄等
東証1部の売買代金トップは本日もソフトバンクグループ(9984)で4%安と続落しました。その他トヨタ(7203)やメガバンク3行は揃って2%台後半から3%台のきつい下げとなっています。一方、NTTドコモ(9437)が0.7%高、KDDI(9433)が0.1%高となるなどディフェンシブ銘柄が買われました。材料が出たところでは、大手証券が原油安を背景に業績予想を下方修正した国際石油開発(1605)が9.4%の大幅安となりました。また、子会社のハウステンボスが発表した10-12月期の営業利益が前年同期比9%減と不調に終わったことが嫌気され、エイチ・アイ・エス(9603)は6.1%安と売られました。一方、携帯電話向けの情報配信などを手がける日本エンタープライズ(4829)はクラウドデータセンターなどを展開するスマートバリュー(9417)と業務資本提携すると発表し、ストップ高まで買われました。なお、スマートバリューもストップ高となっています。

【VIEW POINT: 明日への視点】
昨日の好調が嘘のように軟調なマーケットとなりました。円高進行が重荷となっていることに加え、原油価格の動向に一喜一憂が続いています。来週は24日(水)に2月末決算銘柄が権利付き最終日を迎えます。小売業を中心に株主優待を設けている企業も多く、それらの銘柄に権利取り狙いの買いが入ってマーケットの下支えとなるか注目されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 益嶋 裕)


中国株式市場

上海市場は小幅続落 ハンセン指数は反落

上海総合指数:2,860.02(-2.87)
香港のハンセン指数(日本時間16時時点):19,262.13(-100.95)

1.概況
<中国本土市場>
上海総合指数は小幅に続落したもののほぼ横ばいでした。昨日引け後に発表された中国人民銀行(中央銀行)の1月末の外国為替資金残高が前月末に比べて6445億元減少と、減少幅が前月の7082億元に次ぐ過去2番目の大きさだったことを受けて資金流失懸念が再び燻るなか、上海総合指数は続落して始まり、その後は昨日の終値を挟んで揉み合う展開となりました。中国最大の年金基金である全国社会保障基金が投資の運用改革を前倒しで実施すると伝わったほか、中国人民銀行(中央銀行)が前日に公開市場操作(オペ)の頻度を増やすと発表するなどの好材料がありましたが、週末ということもあり積極的な買いは限定的でした。

<香港市場>
ハンセン指数は日本時間16時時点で反落しています。昨日の米国株の下落に加え、経済協力開発機構(OECD)が2016年の主要国の経済成長見通しを下方修正したことも嫌気され、ハンセン指数はリスク回避の売りが先行し、一時0.8%近く下落する場面がありました。その後は一時下げ幅を縮める場面もありましたが再び下げ幅を拡大し、安値圏での推移が続いています。日本時間16時時点で、不動産株指数と公益事業株指数が小幅に上昇する一方、金融事業株指数及び商工業株指数が下落しています。

2.個別銘柄動向等(香港マーケット、日本時間16時時点まで)
香港市場では、エイチエスビーシー (HSBC・00005)は外資系のアナリストが目標株価を大幅に引き下げたことから1%超下落しています。また、減益を発表したカジノのエムジーエムチャイナ (美高梅中国・02282)が7%超値下がりしています。サンズ・チャイナ(金沙中国・01928)やギャラクシー・エンターテインメント(銀河娯楽・00027)などのカジノ関連株も連れ安となっています。さらに、原油安でペトロチャイナ (中国石油天然気・00857)などの石油株が冴えない展開となっています。

一方、米利上げ観測が後退していることから、スワイヤパシエー (太古A・00019)やヘンダーソンランド (恒基不動産・00012)などの香港系不動産株が堅調に推移しています。また、リスク回避の雰囲気が強まるなか、ズージンマイニング (紫金砿業・02899)が3%超買われているほか、ジャオジンマイニング (招金砿業・01818)が9%余り上昇するなど、金鉱株が堅調推移となっています。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 林 宇川)

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(マネックス証券)


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