ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
短答直入

費用面で「1+1=1」に
相乗効果を出していく
JXホールディングス社長 高萩光紀

2010年7月8日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
Photo by Daisuke Aikawa

──新日本石油と新日鉱ホールディングスが統合し、7月に中核事業会社を設立した。売上高9兆円企業として本格始動する。

 売上高に見合う、筋肉質な内容の経営をしなければならない。なにより、2012年度までに800億円の相乗効果を出していく。そのほとんどは、石油精製販売の合理化によるものだ。

 まず、国内需要に見合った水準へ製油所の石油精製能力を落とす。13年度末までに日量60万バレルを削減するなかで、費用を210億円減らす。次に、供給体制を見直す。輸送所や原油タンカーを統廃合し、物流費用を90億円少なくする。資材や薬品などは2社で3000億円分を購入していたが、購買機能の共同化により100億円軽くする。支店の整理や広告費の一元化などで400億円を削る。

 統合しても、費用面では「1+1=1」にする。その間、次の成長戦略が何かを見極めたい。

──ガソリンスタンドの看板は、ENEOSに統一される。JOMOの店舗と競合は起きないか。

 国内の需要が減るなか、スタンドの数は減らざるをえない。スタンドも1店舗当たりの販売量を大きくするといった合理化が必要だ。だが、業界全体の8割は特約店という個人事業主。JXができたからといって、やめてくださいとは言えない。何十年と一緒に仕事をしてきたからこそ、納得できるかたちで話し合いをしていく。過疎地には、社会インフラ機能を残すために、支援も必要となるだろう。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年3月4日号 定価710円(税込)

特集 文系こそ学べ 勝つための絶対スキル データ分析

統計分析 Excel入門 データに強くなる

【特集2】
コーヒービジネス大活況
サードウェーブの次に来る波

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


短答直入

円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日本を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。

「短答直入」

⇒バックナンバー一覧