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はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

「暴れまくる女帝」に上司も新人も打つ手なし?
崩壊寸前の“女の園”で広がる闇のクーデター

――管理職気どりでいじめを続け、排斥された堂本氏のケース

吉田典史 [ジャーナリスト]
【第23回】 2010年7月12日
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 冴えない上司にいじめたくなる後輩――。

 この手の人々が多い職場に勤めている社員の中には、ことあるごとにカッとなり、周囲に対して感情の赴くままに行動してしまう人もいる。

 しかし、あまりにも傍若無人な振る舞いを続けると、逆に包囲網を作られて、足元を救われることがある。

 連載23回目は、“女帝”気取りで後輩をいじめ倒し、その勢いで上司にも楯突く社員を紹介しよう。あなたの職場にも、このような女性社員がいないだろうか。

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■今回の主人公――はい上がれない「負け組社員」

 堂本 愛(仮名・32歳)

 社員数350人の教材ソフト開発会社(本社横浜)に勤務。新規事業部である開発部に所属している。しかし、上司である課長や後輩らと上手くいかない。一時は職場で課長を凌駕する発言力を持ちつつあったが、包囲網を作られて力を失っていく。
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(※プライバシー保護の観点から、この記事は取材した情報を一部デフォルメしています)

ヒラ社員が課長気どりで新人いじめ!
女帝の「自作自演」に周囲はもうウンザリ

 午後6時過ぎ、堂本は向かいに座る角田たまき(24歳)に八つ当たりを始めた。どうやら、角田のミスで残業せざるを得なくなったことが不満らしい。

 「だから…・・・言ったじゃない! もう忘れたの?」

 「……すみません」 

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吉田典史 [ジャーナリスト]

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。


はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

格差の固定化と大不況のダブルパンチに見舞われた日本の企業社会では、「負け組社員」が続出している。労働問題に精通した著者が、徹底取材で得た生のエピソードを基に、世のビジネスマンが負け組からはい上がるためのノウハウを詳しく教える。

「はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路」

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