「健康・学習・ふれあい」
三大テーマの体験

 運営に当たっては、三大テーマを理念としている。「心とからだの健康づくり」「ご家族一人一人の生涯学習」「人と人との出会い、ふれあい」。施設やイベント、サービスは、全てこの三大テーマに沿って展開する。特徴的なのは、スポーツ体験や自然観察など“学び”と“感動”を体験できるイベントを数多く定例開催していることだ。ゴルフの中嶋常幸プロによるゴルフスクールやシーカヤック、ウミガメ放流会など、四季折々の自然に親しみながら新たな発見と喜びに浸ることができる。また、メンバーの子女を対象とした「ジュニア団」活動では、楽しみながら自主性や協調性を養えるサマーキャンプやスノーキャンプを実施するなど、各世代に対応していることもこだわりの表れだろう。

プロに学ぶスポーツイベントでは、技術を学ぶだけでなく仲間たちと自然に触れることも大切なポイント。季節ごとに行われる多彩なイベントは、常に新たな発見に満ちている

 そうした体験を共有することで、新たな絆が生まれる。JTCCでのリゾートライフとは、いわばもう一つの“ふるさと”を楽しむことなのかもしれない。

会員制の魅力と
醍醐味を味わう

 JTCCには、予約が取りやすいという特徴もある。「当クラブでは、全ての施設をお好きなときに、お好きなだけご利用いただけます。年間の宿泊数や部屋タイプの制限はなく、お盆や正月というハイシーズンでも第1希望通り(約98%)予約が取れます」と木村室長は語る。

 他の多くの会員制リゾートは、1室の不動産所有権を複数のオーナーで共有するため、予約も重なりがち。JTCCではクラブ資産の全てを会員が平等に所有するため、いつでもどの部屋でも空室があれば利用が可能だ。

 また、国内でもまれな合有制を採用しているので、会員にとってのメリットを最優先する。企業としての利益を追求せざるを得ない上場はせず、むやみな拡大戦略も取らない。そうすることで経営の安定化、サービスの質の向上を図っているのだ。

 永久会員制のJTCCには、3~4世代にわたって利用しているメンバーも多い。「気軽に言葉を交わし合い、メンバーの方々がクラブを育てるという雰囲気があります」と木村室長は誇らしげに笑った。大人の社交場としての“クラブ”精神が生きているということなのだろう。

 安心と信頼、感動を礎としたハイクオリティな無二のリゾートクラブがここにある。