“ゴールデンエイジ”を逃すと、
一生後悔する!?

記者 編集部にもかなりの量のおたよりが届いているとか。日々、お母さん、お父さんの子どもへの教育熱を感じられるそうですが、今回の本のポイントはどこでしょうか?

カヨ子 ズバリ、五感の磨き方、です。

記者 ご、五感!? なぜ、「五感」がテーマなのですか?

カヨ子歩き始めて1・2・3歳期は、「感性(五感)を磨く絶好期」! この“ゴールデンエイジ”を逃すと、一生後悔します。

記者 一生後悔!? そんな! 脅かさないでくださいよ。

カヨ子 いや、本当です。私も夫で脳科学者の久保田競(きそう)とともに、この20年で3000人の赤ちゃん、幼児と接して、「0歳から働きかける久保田式育児法=クボタメソッド」を実践してきましたが、1・2・3歳は、五感(感性)を磨くゴールデンエイジなのです!!

記者 ゴールデンエイジ!? 

カヨ子 これからの時代、日本国内で物事を考える「閉じた発想」では通用しません。日本のいい大学に行って、高学歴・高収入になることを子育ての最終目標にしてはナンセンス! 

記者 ナンセンス!?

カヨ子 これからは、世界中の子どもたちと伍して、いかに、創造的(クリエイティブ)な子にするかが問われます。そのために、非常に大事な時期が、歩き始める1歳から感覚感受性が深まる3歳期
 最近の認知神経科学の進歩はすばらしく、脳内の血流検査(ニューロイメージング)で、脳の働きがよくわかるようになってきました。
 同時に、子どもたちが脳を使っているときに、どこがどのように働くかも、かなりわかるようになり、感覚感受性と脳の関係が深く研究されるようになってきました。

記者 脳科学的にも実証されつつあると。楽しみですね。ぜひ、次回、後篇を聞かせてください。

久保田カヨ子(Kayoko Kubota)
1932年、大阪生まれ。
脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた、“0歳から働きかける”久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。累計36万部突破のシリーズ『0歳からみるみる賢くなる55の心得』『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』などベスト&ロングセラー多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。
【脳研工房HP】
http://www.umanma.co.jp/

 

久保田 競(Kisou Kubota)
京都大学名誉教授、医学博士。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。1932年、大阪生まれ。
朝4時半起きで仕事をする「朝活」を50年以上実践。ジョギングは30年以上、毎日続けている。著書に、『新版 赤ちゃんの脳を育む本』『2~3才からの脳を育む本』『天才脳をつくる0歳教育』『天才脳を育てる1歳教育』『天才脳を伸ばす2歳教育』『天才脳をきたえる3・4・5歳教育』(以上、大和書房)、『あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法』(ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。