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200万戸の「お客様」との絆を原点に、
環境先進企業としての責任を果たす
――積水ハウス阿部俊則社長に聞く

2010年7月28日
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ハウスメーカー最大手、積水ハウスの誕生は1960年にさかのぼる。鉄骨プレハブ住宅のベンチャー企業は、半世紀を経て累積建築戸数200万戸という偉業を成し遂げた。この8月1日に創立50周年を迎えるに当たり、阿部俊則社長が第一に挙げたのが、顧客への感謝とグループ連携強化によるCS(顧客満足)の徹底。顧客との絆を原点に、環境配慮型住宅「グリーンファースト」でサステナブル社会への貢献を目指す。

──「創業50周年、累積建築戸数200万戸」、どちらも重みのある数字です。

積水ハウス・阿部俊則社長

阿部 これほど多くのお客様に選んでいただいたことへの感謝と社会的責任をひしひしと感じています。

──200万戸達成の最大のポイントは?

阿部 なんといってもお客様のおかげです。当社の戸建て住宅のお客様からのご紹介はとても多い。さらに、賃貸住宅「シャーメゾン」ではご紹介だけでなくリピーターも多いのです。CS(顧客満足)を追求してきたことがリピートやご紹介につながり、200万戸につながったのだと思います。いかに長くお付き合いできるか、「積水ハウスにしてよかった」と思っていただけるか。これが私たちの原点であり、これからも守るべきものだと考えます。

──具体的にどのようにCSを追求してこられたのでしょう?

阿部 施工監理からアフターサービスまで自社グループによる責任施工体制をとっており、全社員の1割弱に当たる1400人が全国のカスタマーズセンターというアフターサービス専門の部門に所属して定期点検などに当たっています。当社の住宅は20年保証ですが、20年目に有償点検と必要な補修を受けていただければ10年間保証を延長する。これを繰り返していただけます。10年も前から独自の「ユートラスシステム」として展開してきました。建物が立っている限り、快適かつ安全に暮らしていただけるようサポートしています。

「宝結び」に感謝の気持ちを込めて

──建てたあとのサポートが大切だということですね。

阿部 住宅は何十年もそこでの大切な人生が始まるわけです。お引き渡ししたときから新たな「絆」が始まる。私はそう思っています。

──「絆」。現代社会では忘れかけられていますが、いい言葉です。

阿部 私も好きな言葉です。縁起もので使われる「宝結び」というものがありますね。人と人、人と自然を結び、長寿や調和、永遠を表すもの。「200万戸への感謝を結ぶ50年」という思いを込めて50周年のロゴマークに採用しました。これからもお客様はもとより、全国の協力会社の皆さんとの絆を大切にしていきたい。工事現場は私たちにとって製造現場そのもの。お客様との接点でもあります。

 また、自然と人、自然と住まいとの調和も図っていく。これは「グリーンファースト」という環境配慮型住宅を軸に展開しています。

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