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米国を凌ぐEUの底力と死角を現地取材!

週刊ダイヤモンド編集部
【07/11/03号】 2007年10月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
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07/11/13号 最近、バックや靴、洋服といった欧州のブランド品が高くなって、手が出せなくなったという話を周囲の女性記者からよく聞くようになりました。それもそのはず。ユーロはこの4年間で、対ドルで2割、対円ではなんと3割も上昇しています。

 今回はこの特集のために、総勢5人の記者が欧州へ出張しましたが、編集長が後で伝票を見て緊縮財政に急シフトしないか心配です。

 ホテルは高かった。

 ユーロ高の背景には、むろん金利差や、米国の経常赤字などさまざま要因がありますが、なんと言っても注目すべきは昨今の欧州の粘り強い成長力です。

 皆さんは、欧州経済圏の規模をご存知ですか。EU(欧州連合)加盟27カ国の合計人口は5億人。米国(3億人)と日本(1億強)を足してもまだ及びません。

 名目GDPも2005年に米国を上回り、世界のGDPに占めるシェアも3割を超えました。そうなんです。ユーロとともに、欧州経済もいつの間にか世界経済の“主役級”に返り咲いていたのです。

 復権の背景には、ある国の大変身があります。1989年のベルリンの壁崩壊以降、東西統一の後遺症から、「欧州の病人」と言われてきた、そう、あのドイツです。

 週休3日、残業無しの労働者天国は多くのドイツ企業でもはや存在しません。2000年代初頭にマイナス成長まで経験したドイツはその質実剛健のゲルマン魂に火をつけ、経済復権の決意を胸に、労使協調で構造改革に邁進してきました。

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