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1日36万円のかばん持ち
【第48回】 2016年5月28日
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小山 昇

「良いこと」よりも、
「成果が出ること」が
大事な理由

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日本で初めて「日本経営品質賞」を2度受賞(2001年度、2010年度)した小山昇氏の新刊『1日36万円のかばん持ち――三流が一流に変わる40の心得』が話題となっている。第5刷が決まり、5/9の「日経新聞」にも掲載された新刊の中から、小山氏に「三流が一流に変わる心得」を紹介してもらおう。

★【三流】は、「よいこと」にこだわる
★【二流】は、「損得」にこだわる
★【一流】は、「成果」にこだわる

小山昇(Noboru Koyama)
株式会社武蔵野代表取締役社長。1948年山梨県生まれ。
日本で初めて「日本経営品質賞」を2回受賞(2000年度、2010年度)。2004年からスタートした、3日で108万円の現場研修(=1日36万円の「かばん持ち」)が年々話題となり、現在、70人・1年待ちの人気プログラムとなっている。『【決定版】朝一番の掃除で、あなたの会社が儲かる!』『朝30分の掃除から儲かる会社に変わる』『強い会社の教科書』(以上、ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。
【ホームページ】 http://www.m-keiei.jp/

吉川 「新しく始めた農業がうまくいきません。タマネギが育たないのですが、どうしたらいいですか?」

小山 「本業の業績はどうなの?古本とか、古着とか」

吉川 「古着が赤字です」

小山 「バカ!アホ!タコ!本業が赤字なのに、そんなことをしている場合じゃない。今すぐ農業をやめなさい!」

「よいこと」ではなく
「成果が出ること」を

 十数年前のことです。「ウィン ラスベガス ホテル」のバックヤードを視察したことがあります。

 このホテルには、「お客様にとって『よいこと』は何でもする」という方針があります。
バスケットコート2面分はありそうなワインセラーがあるのも、画面サイズ80インチ(1畳分)のプラズマテレビを一部の客室に設置しているのも、「お客様にとってよいことはすべてやる」という方針に従っているからです。

 「お客様にとってよいことはすべてやる」――当時の武蔵野も同じように考えていました。
しかし、「ウィン ラスベガス ホテル」のほうが上手でした。

 「ウィン ラスベガス ホテル」では、「よいこと」をする際に「かかったコストをどのように回収するか」を決めていたのです。コストがかかったら、その分を「カジノ」で回収するしくみをつくっていました(カジノの隣に設置してあるATMの手数料を高くするなど)。

 だから、「よいこと」にもお金を回すことができたのです。
 多くの社長が「よいことをやろう」と考えます。
 けれど「よいこと」をしたからといって、結果が出る(お客様の数が増える、業績が上がる)とは限らない。回収の見込みがなければ、よいことは、ただちに「悪いこと」になってしまう。

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