目指すは4000万部突破

 本書が1ヵ月で11万部を突破したことへの祝辞を頂くことが最近多いが、内心、まだまだ不満である。私およびミセス・パンプキンは、「本書で、不幸な育てられ方をしている子どもをなくし、全ての親が『一流の育て方』を考えてほしい」という大志を抱いて、長年の執筆に勤しんできた。

 日本全国の世帯数と同じ4000万部、また海外市場にも通じる普遍的な内容を書き綴ってきたので、11万部突破というのは目標の0.25%に過ぎない。今後はこの渾身の力作である『一流の育て方』を、ミリオンセラーどころか、ガジリオンセラーにするべく、地道な本屋さん営業にいそしむ予定である。

 よくイマイチなアイドルグループが、「あと1ヵ月で20万枚売れなかったら、引退」という「引退商法」をやるが、私もそれに対抗して、本書が今年中にミリオンセラーにならなければ、覚悟を決めて、みなさんに一言、「大言壮語でした、ごめんなさい」と軽く会釈することを、ここに誓おうではないか。私がそのようなみっともない「軽い会釈」をしなくてすむよう、親愛なる皆様のさらなるサポートに感謝申し上げる次第である。

 なお親愛なるダイヤモンドの読者の皆様におかれましては、「親の愛情」「子の感謝」「人の育て方」がわかる、『一流の育て方』の読書感想文を、こちらまで送っていただければ、幸いである。

 引き続き皆さまからの温かい御支援に、感謝申し上げます。