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“持たざる文化”で、じわじわ浸透
ブランド品オンラインレンタルがうける訳

週刊ダイヤモンド編集部
2010年3月11日
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 卒業式、春休みの旅行に、入学式――。3月、4月はオシャレの必要なイベントが目白押しだ。そんな時期に活躍する便利、かつ合理的なサービスに、ブランド品のオンラインレンタルがある。

アメリカでは、あの大ヒットドラマ
「SEX and the CITY」に登場し注目集める

 このサービスの始まりは2004年~05年頃と言われており、米国ではすでに一定の規模を持つビジネスに成長している。中でもBag Borrow or Steal(現Avelle)は、 08年に公開された映画「SEX and the CITY」にも登場し、注目を集めた。

 日本では、2007年9月にオープンしたORB(オーブ)が先駆け。会員はいまや5000人弱にまで増え、月々の利用件数は500~600件に上るという。

 レンタルの対象商品は12ブランド、約330品目の女性物のバッグだ。コース制になっており、その選択によってレンタルできる商品の範囲は異なるが、コース内のものであればどれを借りても料金は定額だ。

 レンタル可能期間は1週間か1ヵ月のどちらか(発送・返送日含む)。1ヵ月レンタルを選べば、期間中、商品の交換は自由にできる。いちばん安くて1週間1800円(送料別)でレンタルすることができる。

 08年6月に参入したCariru(カリル)も、3700人弱の会員を持つ大手のひとつだ。ORBとの大きな違いは、2ヵ月先までの予約を受け付けている点。3月は書き入れ時で、月初の予約はサービスを開始した昨年9月以降、最高の水準で推移しているという。

 商品は女性物のみ、約20ブランド、約300品目とORBと同程度だが、バッグの他にアクセサリーも扱う。料金は商品によってまちまち。コース別に20万円、50万円と設定された上限金額を超えなければ、複数レンタルも可能なので、コーディネートが楽しめる。レンタル期間は5日から90日(発送・返送日含まず)の間で、利用者が自由に設定することも可能だ。商品に愛着が湧いたら、購入価格と支払ったレンタル料全額との差額を支払って、買い取ることもできる。

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