中南米 2016年5月16日

カリブ海の小国「トリニダード・トバゴ」で証券口座を開設する。
石油と天然ガスの資源国の将来性は?

カリブ海に浮かぶ小国・ドミニカ共和国に住み、中南米の新興国を舞台に貿易事業を展開する風間さんの体験レポート。今回は石油と天然ガスの資源国「トリニダード・トバゴ」の証券会社・証券取引所訪問記です。

 ここまで中南米のいくつかの国の証券会社を訪ね、証券口座を開いて株式やファンド投資をしてきましたが、今回は、私が住んでいるドミニカ共和国以外では初めて、カリブ海の島国で口座を開くことにトライしました。

 一口にカリブ海の島といっても大小様々な島があり、島によってかなり特徴が異なりますので、ひとくくりにはできませんが、今回口座を開いたのはトリニダード・トバゴという国です。

 トリニダード・トバゴという名前は、日本ではカーニバルやスティールパンの楽器演奏などで、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、トリニダード島とトバゴ島という2つの小さな島からなり、人口は130万人ほど。正式国名はトリニダード・トバゴ共和国です。

トリニダード・トバゴの首都ポート・オブ・スペイン【撮影/風間真治】

 石油と天然ガスという資源を持つため日本との結びつきは深く、トリニダード島にある証券市場の相場は天然資源の価格上昇を背景に、2008年後半以降に急激に伸びています。

 もともと、私の貿易関係の会社でトリニダード・トバゴへ中古車や車両部品を出荷している関係から、自分が住むドミニカ共和国から同島を訪れる機会が頻繁にありました。

 こうした背景が、トリニダード・トバゴでの投資に興味を持った理由です。

アジアに近い雰囲気を持つカリブ海の小国

 トリニダード・トバゴは、スペインに統治されていた多くの中南米の国の中では珍しく、元イギリス領(現在もイギリス連邦加盟国)で、公用語も英語。他のラテン諸国とはまったく文化が違う国です。

 人種もアフリカ系とインド系がそれぞれ約40%程度、その他はイスラム系と、およそ日本人が中南米諸国に対して持つ「ラテンの国」のイメージとは異なり、どちらかというと文化や人種もアジア諸国に近いと思います。

 道路を車で走っていても写真のようなヒンドゥー系の寺院やイスラム系のモスクがいたるところに見られます。

イスラム系のモスクやインド系のヒンドゥー寺院などが同じエリアに並んでいる【撮影/風間真治】

 また、インド系やアジア系の人種が多いため、カレーショップやインドネシア料理、タイ料理などのレストランを割と目にします。私自身、出張の間は食事をあまりしっかりとらないことも多いのですが、中南米で美味しいカレーが食べられるのは、かなりの活力になります。

インドカレーとナンを食べる。飲み物はラッシー【撮影/風間真治】

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