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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

200円の酎ハイで、どぜう、おでん、煮込みをいただく 大坪屋(南千住)

浜田信郎
【第22回】 2008年8月22日
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 南千住も古くから続く大衆酒場の多いエリア。今日は南千住駅の南側ガード下にある、大正12(1923)年創業の老舗大衆酒場、「大坪屋」にやってきました。

 店内は大きなJ字カウンター(約20席)を中心に、テーブル席も5卓ほど並び、全体では40名ほどのキャパシティ。この店を、店主夫婦を中心に、4人ほどで切り盛りします。

 店頭の電灯看板に「元祖25度酎ハイ、どぜう、おでん、牛煮込」と書かれているとおり、ほとんどのお客が注文するジョッキ1杯200円の酎ハイと、丸どぜう(350円)、どぜうなべ(500円)、柳川なべ(500円)、どぜうからあげ(600円)と4品選べるどぜう料理。冬場だけながら、コンブ、大根、しらたき、コンニャク、はんぺん、玉子、さつまあげ、じゃがいも、ゴボー巻、つみれ、がんもの中から3個選んで200円のおでん。そして、カウンターのまん中にある煮込み鍋からつがれる牛煮込み(250円)が名物。

 これらを中心に、ずらりと並ぶ40品以上の料理の多くが200円か250円という驚きの安さなのです。

 今日は店の口開けと同時に入店したので、名物・牛煮込みはまだスタンバイできていない様子。酎ハイと、これまた人気のマグロぶつ切り(200円)をもらってスタートです。マグロは東京の酒場の華。この店にもぶつ切りの他に、刺身(350円)、ネギトロ(350円)、中トロ(550円)の4品が用意されていて、とても新鮮です。

 カウンター内の専用テーブルでつくられる酎ハイは、3歳から日本舞踊をやっていたという女将が、目にも止まらぬ速さでタン、タン、タンと、まるで踊るように軽快につくってくれて、瓶入りの炭酸水とともに、トンッと目の前に出してくれます。以前は炭酸の非常に強いニホンシトロンの炭酸水だったのですが、残念ながらニホンシトロンは今年の2月に廃業。この店も、アズマ炭酸に切り替えたようです。

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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