腹式呼吸をマスターしよう

 では、腹式呼吸をマスターしよう。

しあわせになるには「腹式呼吸」がいい?

幸せの脳内物質であるセロトニンを意識的に増やすには、腹式呼吸で深呼吸をするといい。腹筋の収縮を意識的に行ない、肺から空気を出すことを積極的に行なう呼吸が有効だ。一定のリズムで腹筋を収縮させたり、弛緩したりを繰り返す。

リラックスしたいときや気持ちをクールダウンさせたいときには、腹式呼吸をするだけで乱れた気持ちが落ち着く。夜眠る前に腹式呼吸をすると、すうっと眠りに入っていけるだろう。

 腹式呼吸をマスターするためにもまず、寝転がって、空気がお腹に入っていることを意識できるようにするといいだろう。

 腹式呼吸の練習の仕方は以下のとおりだ。

(1) 床に仰向けに寝転がり、お腹を膨らませるように意識して、鼻からゆっくりと息を吸い込む。
(2) お腹を徐々にへこませるように意識しながら、鼻からゆっくりと息を吐く。お腹が背骨につくぐらいにへこませる。

 ぜひ実践してみてほしい。