[前回のあらすじ]ホームレスとなった石津が寝床にしている公園に戻ると、岡村という元エリートサラリーマンの男が暴れていた。バブル入社組で元大手ゼネコンに勤務していた岡村は、傍若無人な性格が災いし、不動産不況が襲った際にリストラに遭う。さらに同じ時期に、運悪く不動産投資に入れ込んでおり、それにも失敗。結果的に自宅を明け渡すことになってしまい、ついには妻から別れを告げられるのだった。石津は、そんな岡村の様子をかつての自分と重ね、自分を支えてくれる身近な人々への感謝の気持ちを持ち始めたのだった。(全8話、漫画/松浦直紀)
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