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カイゼン!思考力

本当に同じ重み?――「どっちもどっち」論法

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
【第14回】 2010年9月10日
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陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、「どっちもどっち」論法を取り上げる。

――問題です

父「おいおい、何を姉妹ケンカしているんだ」

妹「お姉ちゃんがいきなり私のことぶったから、ちょっとカッとなってお姉ちゃんの髪を引っ張ったの。それだけよ」

姉「いきなりじゃないわよ。○美(妹)が私のケータイメールを勝手に見たのよ。いくら姉妹でもプライバシーってものがあるでしょ。ケータイメールを無断で見るなんて信じられない。だからカッとなって」

父「だからって、ぶつやつがあるか」

姉「じゃあ、どうしろって言うの」

父「まずは口で注意すべきだろう」

姉「○美は口で言って聞くような子じゃないでしょ」

父「だからと言って暴力はダメだろ。暴力はちょっとしたはずみで怪我になることもあるんだから。○美もだ。今回は、どっちもどっちだな。2人ともちゃんと反省しなさい」

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嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]

東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社、主に出版、カリキュラム設計、コンテンツ開発、ライセンシングなどを担当する。現在は出版、情報発信を担当。累計120万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」や、「グロービスの実感するMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。
グロービス経営大学院や企業研修においてビジネスプラン、事業創造、管理会計、定量分析、経営戦略、マーケティングなどの講師も務める。また、オンライン経営情報誌 GLOBIS.JPなどで、さまざまな情報発信活動を行っている。


カイゼン!思考力

ビジネスパーソンが日常生活やビジネスの現場で陥りがちな思考の罠。そんな罠になぜ人ははまってしまうのか――。その謎と罠に陥らない方法に迫ります。

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