おすすめは、有名トップ大学が
数多く位置しているカリフォルニア州!!

もし、まだ最終的に目標とする大学が決まっていないのであれば、私はカリフォルニア州の短大をおすすめします。

カリフォルニア州は、全米でもトップ大学が密集している地域です。日本でも有名なUCLA、UCバークレーといった州立大学のトップ校はカリフォルニア州が最も多いですし、私立であっても、スタンフォード大学や、通称Caltechと呼ばれるカリフォルニア工科大学、ポモナ大学などのトップ校も一緒に狙うことができます。

カリフォルニアの短大に入れば、このような大学への編入が選択肢に入ってくるのです。また、天候がよく過ごしやすい気候なのも、うれしいおまけです。

逆に、ちょっと田舎のほうのトップ4年制大学の数自体が少ない州の短大に入ってしまうと、その数少ない大学を皆が目指すことになりますから、その争いも熾烈となります。

後の選択肢を広く持ちたいのであれば、その州にあるトップ大学の数を調べておくといいでしょう。

ただ、注意しないといけないのは、「超」が付くほどのトップ大学の中には、編入のような枠を設けていない場合や、「枠」の存在を提示していない場合があることです。どうしても入りたい大学があるのであれば、事前のリサーチは必須です。

続く

山内勇樹(やまうち・ゆうき)
株式会社Sapiens Sapiens代表取締役。留学コンサルタント
1980年長崎生まれ、広島育ち。高校時代は体育高校で偏差値39だったが、高校卒業後アメリカ・カリフォルニア州に渡米。公立短大であるLong Beach City Collegeへ入学後、編入でUCLAに入学、卒業。脳神経科(Neuroscience Major)専攻。
2006年より、日本にて、留学サポート・英語指導に関するサービスを提供。短大留学後、500人以上(うち半数は進学校ではない高校生)をトップ大学に入学させる手法は、グローバルを標ぼうする私立、公立高校からも注目、続々とセミナーを依頼されており、今、もっとも注目すべき留学コンサルタントである。英語力はTOEIC990点満点、TOEIC SW 400点満点で、総合満点=日本で1位レベル。著書に『Storyで覚える! TOEICテスト エッセンシャル英単語』(かんき出版)がある。