スマートエイジングライフ
2016年7月28日
ダイヤモンド・オンライン編集部
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「職場のニオイ」トラブルを誰も傷つけず解決する方法

「女性がポンっと消臭剤をおいておくのは最悪です」(樋口社長)

 若者の汗のニオイに関する問題もありました。ある企業の研究施設で働く若手男性社員から、服を洗っていないんじゃないか、髪を洗っていないんじゃないか、そんなニオイがするというのです。もちろん直接指摘することもできず、ただ耐えられない女性は多いので、人事に相談が来たそうです。実はこのケースに限らず、ニオイに関する問題は、ほぼ100%女性からのクレームです。

 この相談に対しては、一般的な職場全体のマナーという観点で、「清潔にしていることが大事ですよ」と伝えました。そして、研究所という密閉された空間だったので、お互い清潔感を持つように上司の方からお話しいただくようにしました。また個別に、女性からのクレームと伝えるのではなく、「僕が上司としてニオイが気になる」と伝えたそうです。若者ですから、マナーの観点として指摘されるなら本人としても許容範囲だと思います。

 一方で、女性がポンッと消臭剤を置いておくのは最悪のパターンです。これは最近人事部からご相談があった案件ですが、男性のニオイが気になるので、そこら中に女性陣が消臭剤、脱臭剤を置きまくっているものの、本人は気づいていないというのです。それは何も解決していないケースです。

 こんな案件もありました。社員20名ほどのデザイン会社さんでは、お弁当などのニオイに関するご相談がありました。小さいオフィスなので、特にファストフードなどを食べた後にきちんと片づけない人がいると、ニオイがこもるそうです。このケースは食べ物のニオイですが、やはり言えないということでした。

 不思議なもので、エアコンの温度設定なら文句が言えるのに、なぜかニオイはカラダのことでなくても言いづらいようですね。このケースでは、人事・総務担当の方からお弁当のニオイに注意し、食べ追わったらきちんと片づけるように伝えていただくことで解決しました。


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