脳科学に裏づけられた算数力の基本

脳科学おばあちゃんが明かす<br />子どもの算数力を磨く3つのコツ久保田 競
(Kisou Kubota)
京都大学名誉教授、医学博士。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。1932年、大阪生まれ。著書に、『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』『あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法』(以上、ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。

 世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威である久保田競(84)。

 対して、約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法と自身が米国で体験した欧米の育児法を参考に、夫・競氏の大脳生理学に裏づけされた独自の「クボタメソッド」を確立。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化してきた「脳科学おばあちゃん」こと久保田カヨ子(84)。

この2人が初めて「小学校前の算数力アップ」に挑みました。

 どうしたら、小学校前に算数力がつくのか、算数力の土台をつくる6つの「行動パターン学習法」とは何か。
「お経式暗算法」を使った算数力アップの9つの習慣とは?

 お風呂で、お子さんと「ひとケタのたし算・ひき算」を唱えるだけで「ゼロの概念」と、小学1年修了時の算数力の基本が身につく「お風呂で唱えるだけで算数力がアップ!『お経式暗算法』ミラクルシート」も新開発しました。

 お湯や水につけると、ピタッとつくシートですので、ぜひ、お子さんと大きな声を出して、笑いながらやってみてください。

 これを早くからやっていれば、小学1年の入学式を迎えるころには、ほかの子と大きな差がついていることでしょう。