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米景気後退懸念薄れ金利低下
日米金利差縮小で円安株高へ

門司 総一郎
2010年9月22日
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 9月に入って日本株は上昇に転じたが、対ドルでは依然円高が続いており、これが日本株の頭を抑えている。この円高の背景と今後の見通しについて考えてみたい。

 4月以降の円高は、日米金利差の縮小で説明できる。4月初めに一時1%あった2年物国債利回りの差は、直近では0.4%を割り込んだ。この間94円台半ばから84円割れまで円高が進んだ。

 金利差の縮小は、日本の2年債利回りが横ばいで推移する一方、米国のそれが大きく低下したためだが、米金利の低下には二つの理由がある。

 一つはギリシャなど欧州周辺国の財政問題だ。4月から5月にかけてはこれを材料に資金がリスク資産から安全性資産へ逃避、米国債が買われ、利回りは低下した。しかし、赤字国への支援の枠組み整備や銀行のストレステストを経てこうした懸念は後退、現在では債券を買う材料とはなっていない。

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